キンモクセイの香りに出会ったのは… 私はたぶん、実家のシャンプーか石けん。 そして「キンモクセイ」という言葉には、「金木犀」という美しい字面と共に主に本…詩や文章で触れていたのだと思います。 その香りと言葉は北海道の実家に住んでいた若い頃、私の…
アマビエ様も娑婆の滞在が長びいておられるので、さまざまな経験をされていることと思います。 以前展覧会で、江戸期などに民衆の間に出回った瓦版を観たときに、 カミサマに人々が一斉に、勝手な願いごとを浴びせて、カミサマが複雑なお顔をしている図があ…
あっ、今日はななつ咲いてるね。 朝新聞を取りに行く時、幾分秋の気配が感じられるとはいえ、今日も蒸し暑いだろうな、と予感する空気の日もまだ多いこのあたりの気候です。 そんな思いを少し中和してくれるのが朝顔の青紫。 子供たちが小学生のころ、宿題で…
朝、新聞を取りに出ると、羽化しています。 夜明けに出てくるのでしょうか。 うちの鉢植えのハーブ、ヘンルーダはミカン科なのでもれなくアゲハの幼虫が育ちます。 だいたいは鳥に食べられてしまうのですが、幾匹かを虫かごに保護して、羽化させ放すのを楽し…
先日北海道に帰省したら夏らしくひまわりがあちこちで咲いていました。 住んでいた頃は特に意識していなかったのですが、アジサイもまだまだ夏にも咲き誇っていることに改めて気づきました。 今住んでいる南関東では、夏の盛りになるとアジサイはあまりの暑…
私の、指5本。 一本一本微妙に違ったふうに付いていて 方向も曲がりかたも長さも違う。 指ってどうしてこういう感じにできているんだろう。 心がざわざわする時は、人が作ったものでないものを描くことにしています。 そうすると少し波が鎮まるような気がす…
エンダイブ、という名前が何か力強く印象的で気に入って植えていました。 キク科でチコリの仲間だそうで、ちょっと苦くてアクセントになっておいしいです。 春先から数ヶ月、毎日のようにサラダに入れて重宝していたエンダイブ。 若い葉を収穫してせっせと食…
デルタだ、オミクロンだ、BA.5だと手を変え品を変え居座る新型コロナですが、アマビエ様もこれは長期戦だと腹を括っておられることでしょう。 コロナに加えて最近は様々な生活不安が加わる娑婆のようすに、カミサマなりに?ハラハラとし、力を貸してくださ…
マンガをなるべく載っけていこう•••と思いつつも最近は園芸初心者のつぶやきブログになっていました。 今回は漫画でいきますよ! 上にあるマンガは『世間ぐるぐる』シリーズの 21話の1ページ目です。 内容は大まかにいうと、ここ数年コロナ禍で故郷の母とな…
ひょっとして、そんなこと皆とっくに知っていて、見落としていたのは私くらいなのかもしれませんが… 朝顔の芽が出て最初に開く双葉と、本葉の形が違うって、私はっきりと意識したことなかったのです。 私自身子供のころ宿題で朝顔を育てましたし、子供たちが…
今年はシクラメンが終わるのが早かったような気がする… 年によっては6月一杯ずっと咲いていることもあるし、こういうのってどういう加減なんでしょう。 ちょっと前までこんなふうに鮮やかに庭を盛り上げてくれていたのに、ほんの少しの間にはらはらと終わっ…
10年にいっぺんくらいかなぁ… 「太ぬうの、って何だったんだろう?」 という長年の疑問が浮かび上がるのです。 「太ぬうの」とは国語の教科書に載っていた戯曲『夕鶴』の中で子供達が歌う、 爺やんに着せる太ぬうの 婆やんに着せる太ぬうの という一節のこと…
この連休に、我が家の冬越えのアゲハのさなぎが3頭、次々と羽化して飛び立って行きました。 昨年の夏の終わりに幼虫を虫かごに保護してさなぎになったものです。 さなぎになった順番をきちょうめんに守って巣立ちました。 うちのミカン科のヘンルーダの鉢植…
うちの花壇のフリージアが良い香りを放っているので顔を近づけたら、水滴がいい感じでした。 この猫の額ほどの庭でも、毎日いろんな美しいことや興味ひかれることが無数におきているのでしょうが、目にできるのはほんとうにちょっぴりだけ。ほとんど気づかな…
春の黄色な花は、冬を抜けて徐々に暮らしのテンションをあげてまた暑い暑いと言いながら過ごす季節に移る先触れのようです。 先日免許の書き換えに行きました。 誕生日が春なので免許の書き換えに行く時は何がしか春の花が咲き誇っています。 今回免許センタ…
今年はツルニチニチソウがびっしり花をつけています。ひとつひとつは小さめですが、いつもより数が多い。 遡ると去年もツルニチニチソウの記事を書いています。2月だったんだ! 大きめなのが、ポツ、ポツと咲いたような気がします。 今年はそんなに早くから…
「世間学会」の学会誌に私のエッセイマンガ、『世間ぐるぐる』シリーズの、第18、19、20話が掲載されました。 コロナ禍で実家に帰省しづらいことなどのあれこれをテーマに描いています。 『世間ぐるぐる』は、年に2回の世間学会に合わせて会場に印刷して持参…
あれ、今年は水仙小さい? 全体的に細っこいし、花の割合が少ない。 でもずいぶん面積を広げてたくさん葉っぱが出て順調に伸びていたんだけど。さぞかしたくさんの開花を見るだろうねと思ったんだけど。 たぶんもっとポイントを押さえて手をかける必要があっ…
庭にジャガイモを植え付けました。 これが種イモ。 買ってきた野菜用の土の袋に種イモを直接植える方法で行いました。 土2袋にそれぞれ種イモ一個ずつ。 残りがもったいないですが、残った種イモは食べるな、と注意書きがあります。…どうしてかな。 種イモ一…
一向にコロナ禍の収束する兆しが見えない中、アマビエ様も、これはいよいよ長期戦、まだしばらく竜宮城帰還はおあずけ、と腰を据えられたのではないかと思います。 お帰りになれない日々、アマビエ様は何をなさっているのだろう、と妄想して4コマにしました…
人は壁のシミにも目鼻を関連付けて、人の顔として認識する傾向があるみたいですね。 ところで星型は人の全身を連想しませんか? この冒頭のトマト、ヘタが敬礼している人に見えてしょうがなく一枚撮りました。 まあヘタの見え方の話はさておき、 前回の記事…
なんだか律儀に5つに分かれてちょっとおどけているように先っちょがはねてて、かわいいなあと。 膝に伊予柑を乗せてさあ食べようか、という時に、割烹着のぶどう色と伊予柑のオレンジが華やかで良いなと一枚撮ったところ、 ポチッとしたヘタの緑色に目がい…
先日は南関東も何年かぶりに10センチの積雪でビオラもぐんにゃりしてしまいました。 私は北海道の出身ですから、「こんな雪なんでもないでしょう。」と言われたりしますが、 いえいえ、この辺りの10センチは大変な大雪です。 よくニュースで慣れない雪道で転…
明けましておめでとうございます。 今年のお正月は天気が良く、小さな花壇をぼんやり眺めることから始まりました。 昨年も食べられる植物をいくつも植えましたが、いまだに残って食べ続けているのはルッコラだけです。 ルッコラはその前の年も植えたのですが…
クリスマスにアマビエ様を絡めて描いてみたい、という思いで出来上がった4コママンガです。 サンタクロースは実在の人物像と民間信仰がミックスされて出来ています。 基本的にはキリスト教とは別な存在で、クリスマスのお祝いにサンタクロースを登場させない…
そろそろ年賀状の絵柄を考える時期ですね。 年賀状という習慣も風前の灯火です。私の子供たちもほとんど書いていないようですし、私と夫の分も順調に?減りつつあります。 それでも私のように怠け者の絵描きにとっては、干支を口実に年替わりで、想像上のも…
何か植えたいなあ、畑借りよっかなあ… などと思いながら、ついつい先延ばしして今に至ります。 最近「袋栽培」という方法を知りました。 これは、土地が狭くて、土を捨てるスペースなら裏にかろうじてあるけど、畑起こすのは無理かなぁ、というわが家くらい…
不定期連載四コマ、『アマビエ様といっしょ!』の10本目です。 今年のお正月用に、年を超えても帰れないアマビエ様、という4コマを描いたのがはじまりで、思いがけずポチポチと案ができて続き物になっています。 来年はまだ職務のため?そばにいて下さるので…
もう2年近くコロナのことが生活に食い込んだまま、いつ収束を迎えるやら見当がつきませんね。 施設の母とはもう2年以上直接会っていません。 コロナで疲れた毎日をテーマに漫画を描きました。上のはその1ページ目です。下のリンクから全ページお読みいただけ…
不定期連載『アマビエ様といっしょ!』の9作目です。 コロナの感染者数がかなり下火といわれるこの頃ですが、密を避けるための、ショッピングセンターなどの椅子のバツ印はまだまだ解消されないようですね。 そのバツ印にアマビエ様がふわりといらっしゃると…