こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

春なら水仙

庭の水仙が咲き始めました。

こころもち花が小さめのような気がします。

 

ああもう春だなあ、と思う瞬間は人によって色々だと思います。

 

私が春の兆しを感じるときは、冬至が過ぎ年が明けてすこーし日が長くなりはじめた一月半ばころ、

 

空がきいーんとした冷たい引き締まり一方の感じでなく何となく緩んだ表情をのぞかせるようになり、

 

それに応えるように水仙がぴんとした芽を土から一斉に突き出してきたとき。

 

周りは肌感でいえば一年で最も寒い時期です。暖かくなる保証など誰もしないのに、決然と伸びてくる水仙のその自然への信頼にうながされるように、私も春は必ず来るのだという思いにたどり着くのです。

 

2月は梅などに気を取られて一旦水仙を忘れがちになりますが、いよいよ3月となり蕾が膨らんでくるとまた気持ちが戻ってゆきます。

 

そして水仙を皮切りに次々と春の花が咲き継いでいく予感に嬉しさと同時に

 

この春のエネルギーが孕んで弾けてゆく流れに私の心は乗っていけるのだろうか、

 

私のなかにまだこの流れに見合う伸びゆく何かがあるだろうか、などとつい不安をよぎらせたりします。

 

そんなことはさておき流れるまま心を任せて春を楽しんだら良いのじゃないの、という声も聞こえます。

 

いずれにしても春はそわそわする季節です。

 

 

さてAI画像作り界の進化は凄いようですね。最近はあちこちで精巧なAI画像を見かけます。私はいまだに無料版で遊んでいるのですけれど。

 

そのうち技術がデジタル難民にも降りてきて有料版を作品づくりの一部に否応なく取り入れるようになるのでしょうか。

 

今日のAI様とのお遊びのお題はやはり水仙でしょうね。

 

まずは最近逝去された鳥山明先生を偲んで、「水仙鳥山明ドラゴンボール」と入れて生成してみました。参考画像に冒頭の水仙を設定しました。

ふーん…

なんかそれらしいけど色々と謎な出来ですね。

アラレちゃん、も試してみました。

何なのでしょう、これは。

 

方向を変えることにし、前回の記事からの流れでAIモネ様にももう一度おいでいただこうと「水仙、池、モネ」としてみたところ

やはり睡蓮からどうしても離れたくない様子が見てとれます。水仙要素も何とか入れた苦肉の策…?

 

ゴッホでも試すと

こちらはひまわりに未練があるようです。

 

AI様の得意なSF方向もいってみようと「水仙、宇宙船」と入れますと

けっこう面白く出来ました。AI様はやっぱり無機的な素材の方が得意なように感じられます。

 

今日はこの辺でお開きにいたしましょう。