漫画のこと
私は『世間学会』という集まりに参加しております。 『世間学会』では世の中の色々な事柄を「世間 」という切り口で考え、話し合います。 故・阿部謹也先生の提唱された『世間学』がベースになっています。 学会なので研究発表が中心ですが、私は毎回世間マ…
6月10日に第48回世間学会が池袋で行われました。 私は毎回世間のことをつらつらと考えたエッセイマンガを置かせていただいているのですが、 今回は世間学会の会員で5月2日に急逝された漫画家で会社経営者の「ひるます」氏を偲ぶ内容となりました。 妻と成人…
アマビエ様も娑婆の滞在が長びいておられるので、さまざまな経験をされていることと思います。 以前展覧会で、江戸期などに民衆の間に出回った瓦版を観たときに、 カミサマに人々が一斉に、勝手な願いごとを浴びせて、カミサマが複雑なお顔をしている図があ…
マンガをなるべく載っけていこう•••と思いつつも最近は園芸初心者のつぶやきブログになっていました。 今回は漫画でいきますよ! 上にあるマンガは『世間ぐるぐる』シリーズの 21話の1ページ目です。 内容は大まかにいうと、ここ数年コロナ禍で故郷の母とな…
「世間学会」の学会誌に私のエッセイマンガ、『世間ぐるぐる』シリーズの、第18、19、20話が掲載されました。 コロナ禍で実家に帰省しづらいことなどのあれこれをテーマに描いています。 『世間ぐるぐる』は、年に2回の世間学会に合わせて会場に印刷して持参…
庭にジャガイモを植え付けました。 これが種イモ。 買ってきた野菜用の土の袋に種イモを直接植える方法で行いました。 土2袋にそれぞれ種イモ一個ずつ。 残りがもったいないですが、残った種イモは食べるな、と注意書きがあります。…どうしてかな。 種イモ一…
クリスマスにアマビエ様を絡めて描いてみたい、という思いで出来上がった4コママンガです。 サンタクロースは実在の人物像と民間信仰がミックスされて出来ています。 基本的にはキリスト教とは別な存在で、クリスマスのお祝いにサンタクロースを登場させない…
不定期連載四コマ、『アマビエ様といっしょ!』の10本目です。 今年のお正月用に、年を超えても帰れないアマビエ様、という4コマを描いたのがはじまりで、思いがけずポチポチと案ができて続き物になっています。 来年はまだ職務のため?そばにいて下さるので…
もう2年近くコロナのことが生活に食い込んだまま、いつ収束を迎えるやら見当がつきませんね。 施設の母とはもう2年以上直接会っていません。 コロナで疲れた毎日をテーマに漫画を描きました。上のはその1ページ目です。下のリンクから全ページお読みいただけ…
不定期連載『アマビエ様といっしょ!』の9作目です。 コロナの感染者数がかなり下火といわれるこの頃ですが、密を避けるための、ショッピングセンターなどの椅子のバツ印はまだまだ解消されないようですね。 そのバツ印にアマビエ様がふわりといらっしゃると…
どどーん! いきなり何でしょう、このしょうもない表情は。 いや、自画像なんですが。 今時々スイッチでゲームを楽しんでいますが、しばし別世界にどっぷり浸ったのちゲーム機の電源を落とすと、部屋の光線の具合によって、ゲーム世界に魂を置いてきた無防備…
アマビエ様のルーツはどこなんだろう? 私は、単純に海から出現した神様ということで、竜宮城に縁があるのではと決めてかかっていました。 今世の中に出回っているアマビエ様の外見は、1846年(弘化3年)の年号が記された瓦版が元になっています。 この瓦版に…
アマビエ様のおまんじゅうやサブレ、おせんべいなど食べてみたいと思いつつ機会がないままです。 アマビエ様も一時ほど取り上げられることが少なくなってきているように感じます。 コロナへの向き合い方も漠然とした畏れから具体的な対抗策中心に移り、カミ…
コロナのドームに閉じ込められたような日々が続いていますが、もうすぐ夏至なんですね。 アマビエ様のイメージがすっかり私の世界に定着したのか、時々四コマとしていらっしゃるようになりました。 今回のは前回の四コマの続きのようになりました。 アマビエ…
アマビエ様、まだまだお帰りにはなれないようでまた4コマになりました。続きものなので2本一緒にアップします。 アマビエ様、最初はかわいらしかったのですが、描くうちに近所の困ったおばさん風になってきました。作者が滲んできたかもしれないです。
師走の後半から年頭にかけての慌ただしさったらないです。おそらく、いついつまでにあれを、ここまでにそれを、という案件がどうしても押せ押せで連なってしまうからでしょう。 年頭初感をマンガにしてみました。今年は丑年とのことですがアマビエ年といえる…
今日は私が描いている『世間ぐるぐる』シリーズのマンガをアップします。内容はタイトルどおり、コロナで帰省できないお話です。 『世間ぐるぐる』は、私が参加している「世間学会」という年2回の会合で、置かせていただいている漫画です。今年の夏の集まり…
新聞を朝ポストに取りに行くと、軽い! 一般に新聞の折り込み広告は、おおざっぱに言うと週末に向けて、どんどん厚さを増して、土曜はずっしりとピークに、日曜はぐんと減り、月曜日は1番少なく、火水は少しずつ、こんなリズムを刻みますね。 それが、4月の…
私の参加しているサークル『MIZUTAMA』は、コミックマーケット98( 5月2〜5日) に落選したと通知がありました。 今回のコミケは、受かっても落ちても、世の中の状勢により、いつもとは違う複雑な思いで受け止めた方が多かったのではと推察しています。 描き手…
明日12月30日(月)、コミックマーケット97にサークル参加します。サークル名『MIZUTAMA』です。 今回新刊『賢治と女子』を出します。宮沢賢治と女性たちのエピソードを描く新シリーズです。 賢治のことを色々調べていくと、何かこう、どうしてこうなっちまう…
アニメ『ヴィンランド・サガ』のキャラ達の運命が気になって、観続けているのですが、主人公と対になっているような、クヌート王子もまたハラハラさせる奴です。 少し内容に触れます。知りたくない方は回れ右でお願いします。 王子のどんな所がハラハラか、…
『ヴィンランド・サガ』のことちょっと。ネタバレしないつもりですが、全く情報入れたくない人は注意してください。 主人公トルフィンは、復讐に燃えがちなので、だいたいこんなふうに短剣を構えている気がして、そのように描いてみました。仇のほうは妙に余…
自分が普段優先している事が、法事とぶつかり、仕方なく法事を選ぶ。「法事なの、義父の。」と言うと聞いてる相手も、「そうなの、大変ね、」で通ってしまう。でもどうして法事を選ぶんだろう? って自問したらあまりはっきりと答えが出ない。 そもそも、「 …
私の参加ウェブマガジン『MIZUTAMA』は、11月3日(日) 11時〜16時、ベルサール神保町にて、情報系同人誌にフォーカスした『おもしろ同人誌バザール8』に出店します。 参加ブースは「し25・26 」(2階) です。 「情報系同人誌」とは、同人誌のカテゴリ–の中で「…
しみじみ感慨にふけることがふたつほどありました。 海外に住む長年の友が、MIZUTAMA公式サイトで公開されている私の宮沢賢治マンガを読んでくれて、丁寧な感想を送ってくれました。海を隔てていても、互いの活動をネットを通してリアルタイムで見ることがで…
『MIZUTAMA』第6号の公式サイトで、私の宮沢賢治マンガの第5話「君はカムパネルラ?」が公開されています。24ページ、こちらでお読みいただけます。 今回は、賢治と心友の保阪嘉内のかかわりに焦点を当て、賢治と嘉内の共感と行き違いの背景を追い、それが「…
この週末、8月25日( 日 )に、東京ビッグサイト青梅展示棟で開催される、コミティア129に、私の参加している『MIZUTAMA』が参加します。場所はAホールのJ−13aです。 新刊の「MIZUTAMA第6号」が出ます。 私も表紙をはじめとするイラストと、宮沢賢治の漫画、『…
私が参加しているウェブマガジン『MIZUTAMA 』最新号6号が発行されます。 5号に引き続き、文具特集で、今回は仕事に寄り添い鼓舞する文具に焦点を当て、特に万年筆に注目した内容となっています。 ほかにも旅行記や映画コラムなど興味をそそる記事をお届けし…
先日、ここのところ取り組んでいた、宮沢賢治と心友 保阪嘉内の関わりを描いた漫画を描きあげ、編集サイドに渡すことができました。 それを終え、北海道の実家に介護帰省するべく飛んで来、中継によく使う札幌近郊のホテルに泊まっているのですが、ここの企…
今、宮沢賢治と心友の保阪嘉内が同級生ならこんなふうに撮れるかもしれません。 長いこと表舞台に登場することの少なかった賢治と嘉内のいきさつですが、私の記憶では、本格的にテレビ番組で特集されたのを観たのは初めてです。( ETV 特集 「宮沢賢治 銀河へ…