クロード・モネのつもり…
眼差しは深く高感度で、柔らかに拡散している感じ。
こういうヒゲの西洋の爺様は皆サンタクロースになっちゃいますね。
先日まですごく大きなモネの単独の展覧会があったのですが、
日時指定が基本なのがわずらわしいのと、混んでいるらしいことに気が引けて先延ばししていました。
閉まるまで10日くらいになって、ああやっぱり観ようかなあ、となりました。
モネの作品って、図版と本物の差が大きいんですよね。本物には写真や印刷に載りきらない、空気感や光の気配が含まれているんです。実物に触れる価値が大きい作家だと思うのです。
なので切符をゲットすべく検索をかけたら、日時指定チケットは完売、当日券は1時間近く現地で並んで買わなければならず、図録やグッズ売り場も数十分待ちの入場とのこと、
何だかすっかり萎えてしまい、見送ってしまいました。
昨年観た『憧憬の地、ブルターニュ』という展覧会でもモネが目玉のひとつで(図録の表紙を飾った)テーマも興味深くとても満足して、今度行くなら印象派以外がいいなと思っていたということもあります。
こちらがブルターニュ展で観た「ポール=ドモワの洞窟」。今回の『モネー連作の情景』にも来ていたようです。茨城県近代美術館所蔵なんですね。モネの作品はけっこう日本にあるようです。
今回の展覧会は1月28日で終了しましたが、すぐにまた『印象派 モネからアメリカへ』というのが東京都美術館で始まっているようです。
どんだけモネが好きなんだ日本人、と感心します。
そのモネにぜひ千葉県を描いて欲しくなり、AI様に仲立ちをお願いしました。
モネは私の使うAI様に果たして降臨してくれるでしょうか。
「クロード・モネ、千葉県、養老渓谷」とキーワードを入れて生成してみました。
どこがモネなんじゃい、という感じですが良くみると睡蓮があったりします。風景も千葉っぽさがゼロではないような。
そこでモネの代表的な感じと私が思うタッチと色合いを含む画像の一部を参考画像に設定して再度同じキーワードで試すと、
うーん、養老渓谷はいずこ。
色やタッチは少し近付いたような気がします。
あまり千葉のことは学習しておられないのかと思い、かなり有名?な「マザー牧場」に変えて生成してみると、
AIモネ様の「私の十八番は睡蓮なのだ!」という心の叫びが聞こえそうです。マザー牧場の片鱗は見当たりません。
気分を変えて「クロード・モネ 千葉県 九十九里浜」と入れました。
ほう…
全然九十九里ではありませんが、AIモネ様がちょっと千葉県に馴染んでくださったような…
今日はまあこのへんで。