生声で朗読を聴くってやはり印象が深く入りませんか?
先日朗読を聴く機会があって、その中に宮沢賢治の『有明』がありました。
全く記憶になくていったいどの詩集の中のだったろうと思い、帰宅後に賢治の著作をかき回したところ、ダントツで有名な『春と修羅」のものでした。
何度も読んだはずなのに、けっこういい加減に素通りしてしまったところもあったのですね。
最近はAIで画像生成して遊ぶのがマイブームなので、早速この詩の印象をAIを使って創ってみることにしました。
起伏の雪は
あかるい桃の漿をそそがれ
青空にとけのこる月は
やさしく天に咽喉を鳴らし
もいちど散乱のひかりを呑む
(波羅僧羯諦 菩提 薩婆訶)
全部AI様に作ってもらえるかな?と期待しましたが、月の画像を作ろうとしてキーワードに「三日月」「月」を入れるとどうしてもアニメかゲームのキャラとおぼしき人物が大きくどーんと出てくるのです。
おそらく人気のアニメかゲームなどで「三日月」とか「月」というキャラがいるのでしょう。たくさんの人がAI様に学習させたと思われます。
仕方ないので月の画像は使用しているペイントソフトの中の素材を使いました。
背景はAIで「夜明け 雪景色 桃色」などなどキーワードを色々試した中で、この辺かなぁと感じたものを使ってみました。
もう少しふうわりした感じにしたかったのですが、キーワードにもう一歩工夫が必要だったかもしれません。