AIってどれくらいリクエストに答えて絵を作ってくれるの?
前の記事では「中央アジア、少女」などでどんな絵で答えてくれるか実験してみました。
結果は笑えたり、う〜んだったり…たまたま私の使ったアプリの性能が発展途上だったのか、私のキーワードの入れ方が未熟だったのか…
でも楽しめたのは確かです。ちょっとズレた応答も含めて遊べましたね。
トライしてみて、これは実際使うには中心になるキャラや雰囲気などはAI様を当てにせず、人間が手綱を取った方がいいのだなあと実感しました。
そこで今度は自分でこういう「なんちゃってシルクロード女性」を描きました。この背景をAIで生成してみようというわけです。
「砂漠、ゲル、モノクロ」などと入れて生成してみました。
位置を調整してトーン化するだけでけっこういい感じにできたようです。
私が漫画を描く時にはしばしば「ここに星空がほしい」「ありふれた海の風景がほしい」などということがあるので、そのあたりをリクエストしてみました。
いずれもトーン化してグラデーションマップ機能で少し色を付けただけですが、まあ様になったような気がします。
画像を生成すると自分で作った画像以外に「類似画像」が見れるようになっていて、最初の「砂漠 ゲル」では次のような自分では思いつかない謎の類似画像があり思わず採用しました。
アプリの説明書きを読むと、自分で生成した画像は他者に見られることはないようです。また生成した画像、参照した類似画像共に商用OKなのも助かります。
自分の作品に取り入れるとしたらこんなふうに素材として使う方向性でしょうか。
で、こないだちょっと疲れて何もする気がなかった時に思わずこのAI様のアプリに手が伸びました。
画像生成するためのキーワードを適当に、「ドラえもん、ゴッホ」と入れました。
.....!
ドラえもんとのび太らしきものが合体? そして手足が謎です。背景にドラえもんの出がらしのようなものが漂っています。
さすがAI様、キャラの要素のバラし方繋げ方が節操がな…もとい大胆です。
色合いが何気にゴッホらしいところに気遣い?を感じます。
おや、かわいい。
何となくダヴィンチの女性肖像画の要素があちこちに見られますね。
ドラえもんはいずこへ。右上の1つ目に片鱗があるような気もしますが。
AI様の乗り気?を少し感じたので「シルクロード、少女、ダヴィンチ」と入れてみました。
ほー
AI様のドヤ顔が見えるようです。
手がやはり変なのが気になりますがAI様はダヴィンチがお好きなようです。
ダヴィンチの和風はどうかなと思い「ダヴィンチ、花魁」と入れてみると
!!
AI様、乗り乗りです。
背景を構成しているものが謎なことは置いておいて、太ももの露出はあまり欲しくないと伝えたいと思い、少しテンションを下げようと「シルクロード、少女、ゴッホ」としてみました。
少し堅さが出たようですが、太ももからなかなか離れられないようです。
そこで一旦初心に帰ってもらおうと、前の記事の1番はじめに使ったキーワード「中央アジア、少女、ゴッホ風」と入れました。
何と前とはずいぶん違った雰囲気のものが全く同じキーワードで出てきました。前のはこれです。
私の生成した画像の履歴から学習したのでしょうか。それともたまたまなのか?
試しにやはり前も作ったキーワード「中央アジア、少女、宮崎駿風」を入れてみると
ずいぶん可愛いさが増したようです。やはり学習しているのかな?
手が相変わらず変ですし、また太ももに戻ってしまったようですが、ちょっとした合間にAI様と画像作りで遊ぶのはなかなか新鮮でした。