こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

コロナウイルス

『アマビエ様の才能』•••4コマ『アマビエ様といっしょ!』13

デルタだ、オミクロンだ、BA.5だと手を変え品を変え居座る新型コロナですが、アマビエ様もこれは長期戦だと腹を括っておられることでしょう。 コロナに加えて最近は様々な生活不安が加わる娑婆のようすに、カミサマなりに?ハラハラとし、力を貸してくださ…

世間マンガ『コロナはまだ続くよ?』…世間学会に寄せて

マンガをなるべく載っけていこう•••と思いつつも最近は園芸初心者のつぶやきブログになっていました。 今回は漫画でいきますよ! 上にあるマンガは『世間ぐるぐる』シリーズの 21話の1ページ目です。 内容は大まかにいうと、ここ数年コロナ禍で故郷の母とな…

アマビエチャンネル•••アマビエ4コマ12

一向にコロナ禍の収束する兆しが見えない中、アマビエ様も、これはいよいよ長期戦、まだしばらく竜宮城帰還はおあずけ、と腰を据えられたのではないかと思います。 お帰りになれない日々、アマビエ様は何をなさっているのだろう、と妄想して4コマにしました…

はい敬礼!•••トマトのヘタの薬効は?

人は壁のシミにも目鼻を関連付けて、人の顔として認識する傾向があるみたいですね。 ところで星型は人の全身を連想しませんか? この冒頭のトマト、ヘタが敬礼している人に見えてしょうがなく一枚撮りました。 まあヘタの見え方の話はさておき、 前回の記事…

アマビエ様里帰り?•••四コマ『アマビエ様といっしょ!』10

不定期連載四コマ、『アマビエ様といっしょ!』の10本目です。 今年のお正月用に、年を超えても帰れないアマビエ様、という4コマを描いたのがはじまりで、思いがけずポチポチと案ができて続き物になっています。 来年はまだ職務のため?そばにいて下さるので…

コロナは続くよ? 世間ぐるぐる第20話

もう2年近くコロナのことが生活に食い込んだまま、いつ収束を迎えるやら見当がつきませんね。 施設の母とはもう2年以上直接会っていません。 コロナで疲れた毎日をテーマに漫画を描きました。上のはその1ページ目です。下のリンクから全ページお読みいただけ…

四コマ『アマビエ様の椅子』•••アマビエ様といっしょ!9

不定期連載『アマビエ様といっしょ!』の9作目です。 コロナの感染者数がかなり下火といわれるこの頃ですが、密を避けるための、ショッピングセンターなどの椅子のバツ印はまだまだ解消されないようですね。 そのバツ印にアマビエ様がふわりといらっしゃると…

アマビエ様とお寿司•••四コマ『アマビエ様といっしょ!』8

アマビエ様のルーツはどこなんだろう? 私は、単純に海から出現した神様ということで、竜宮城に縁があるのではと決めてかかっていました。 今世の中に出回っているアマビエ様の外見は、1846年(弘化3年)の年号が記された瓦版が元になっています。 この瓦版に…

ずっとお祭りを見ない

今年も花火大会は中止。近所の公園の盆踊りの音が、虫の声に混じって聞こえてくることもありません。特にお祭り好きというわけでもないのですが妙な感じです。静かで良いとも言えますけれど。 非日常的なイベントがない夏の日々が淡々とすぎていきます。 で…

四コマ『アマビエ様のお姿』•••『アマビエ様といっしょ!』7

アマビエ様のおまんじゅうやサブレ、おせんべいなど食べてみたいと思いつつ機会がないままです。 アマビエ様も一時ほど取り上げられることが少なくなってきているように感じます。 コロナへの向き合い方も漠然とした畏れから具体的な対抗策中心に移り、カミ…

メルセデスとアネット・・・ゲームの中の女子

何そんなに喋ることがあるの? ってぐらいに以前は学校帰りに立ち話をしている中高生を見たものですが、 コロナ禍の中、おそらく学校や家族から、寄り道や友達と用もないのにたむろするなど諫められているでしょうから、学生のそんな姿はゲームの中でしかみ…

四コマ『アマビエ様のイメージ』…アマビエ様四コマ6

コロナのドームに閉じ込められたような日々が続いていますが、もうすぐ夏至なんですね。 アマビエ様のイメージがすっかり私の世界に定着したのか、時々四コマとしていらっしゃるようになりました。 今回のは前回の四コマの続きのようになりました。 アマビエ…

四コマ「アマビエ様の数え方」

アマビエ様四コマ、5本目になります。不定期連載というのでもないのですが、まだまだアマビエ様とのお付き合いは続きそうなので、もう少し描かせていただくかもしれません。 6月に入ってそろそろ蝶の姿をあちこちで見かけるようになりました。 私は、蝶は一…

今年の連休 去年の連休

今年の春は冬越えのアゲハのさなぎが何とか蝶になって巣立っていきました。 私はうちのミカン科のハーブにつくアゲハの幼虫を、鳥が食べる前にいくつか籠に避難させて蝶になるのを見るのが楽しみなのですが、 昨年はすべて寄生虫にやられていて、羽化するこ…

寒中に芽生えるもの

※ 最後のほうにアゲハのサナギの画像ありま す。苦手な方はご注意願います。 今は一年で一番、きゅっと寒いとき。この時期は嫌いじゃないです。 何か、ぬるい気温の季節にはなかなか取り組めない、堅い本を攻略できるような気になるのです。 あわあわしてい…

思いがけない11月の帰省……アルビノーニ オーボエ協奏曲 第二楽章

もう何十ン年ぶりになるんだろう、11月の札幌の土を踏むのは。 もちろん毎年帰省はしているのです。しかし帰省ですから、盆、正月、年度末など切れのいい時期になりがちです。11月は理由がなければ選ばれにくい。 このコロナのことで目処が立たずに、今年は1…

箸が転げてもおかしくなりたい

なんだってあんなにしょっちゅう笑いの発作に襲われてたのか? 小学校高学年辺りから中学にかけてくらい。 何に笑ってただろう、私は。教科書の、歴史的人物の肖像画とか写真を変な顔に落書きしたり、書き足して無理やり先生に似せたりし、隣りの人にこっそ…

駆け抜けてしまった夏

うちの花壇は、夏はニチニチソウばかり。 園芸根性不足の私がなんとか夏場につなげられるお花として、毎年植えています。 そのニチニチソウの横を滑るようにこぼれていく今年の夏。 遠くの従姉妹と電話で話したら、やはりお互いに、数々の飛んでしまった予定…

コロナで帰れん!……『世間ぐるぐる』第18話

今日は私が描いている『世間ぐるぐる』シリーズのマンガをアップします。内容はタイトルどおり、コロナで帰省できないお話です。 『世間ぐるぐる』は、私が参加している「世間学会」という年2回の会合で、置かせていただいている漫画です。今年の夏の集まり…

訪れた庭園にて

田や畑、水場を含んだ大きな庭園でぼんやり過ごし、鳥や虫の声、風音に包まれていると、大地、地球は、人が今騒いでいる問題など関心なく、淡々と営みを続けているのだな、と感じました。 人など居なくても何億年も地球は地球をしてきて、表面にさまざまなこ…

銀河鉄道のアマビエ2……賢治とアマビエが会っていたら?

江戸時代、疫病から人を守るというアマビエという神様は、出現時に、「私の姿を描き、人々に見せなさい。」と告げたそうですが、そのとき目の前で対応した人物を「コイツは絵心あるぞ。」と見てそう言ったのではないでしょうか。 その人物が描き広めたであろ…

色鮮やかなさくらんぼに

いつの間にかさくらんぼの季節ですね。色鮮やかなわりに、今日のは甘くなかった。甘くないさくらんぼをつまみつつ、何だか疲れているなあ、不安続きだったし、それを紛らわす幅も少なかったし、と、この春を振り返りました。 もちろん、生きてきて不安のなか…

おうちで梅仕事

梅の実に塩をまぶしておくだけなのに。 ぐんぐん梅酢が上がってきて、容器のなかに積み上げた梅が浸かっていく過程は何度みても飽きません。 こんなふうにほんの2、3日で、ほぼ全体が浸かってしまいます。 毎年、この梅雨入りのころ、梅を塩で漬けて梅酢につ…

コロナと新聞折り込み広告……不要不急日記1

新聞を朝ポストに取りに行くと、軽い! 一般に新聞の折り込み広告は、おおざっぱに言うと週末に向けて、どんどん厚さを増して、土曜はずっしりとピークに、日曜はぐんと減り、月曜日は1番少なく、火水は少しずつ、こんなリズムを刻みますね。 それが、4月の…

蜜蜂と電車

Suicaへのチャージをしてない、最近。 緊急事態宣言以来、電車は動いていても、私には何か軍用列車のように感じられ、勤め人でない私の用件はほとんど不要不急に分類されるように思え気が引けた。 それでも5月半ばからは、意を決して重要度の高いものを選び…

思いがけない焼肉……ステイホームの風景

子供が小学生くらいの頃、毎年5月に一回、息子たちを連れて市の公園でBBQをしていました。彼らに火を扱う経験をしてほしかったのです。 やがて中学、高校と進み、彼らの休日に親との予定が優先されることは無くなっていきました。まあ当たり前ですね。5月のB…

引きこもってもいいんだなぁ。。。?…ステイホームへの思い

「お家に居ましょう。」と大っぴらに推奨されたのって、産前産後を例外として、はじめてかもしれない。 元々、本を読んだり、手仕事をしたりという、家であれこれすることが好きだったし、選んだ「漫画家」という方向も、家に篭りがちになる道筋だと思います…

夢のパフェ……福を呼ぶ文房具2

新緑のなか、久しぶりに会った友達とランチをして、話し足りずにカフェに流れ、向かい合ってパフェをつつきながら他愛のないことをやり取りする… そんなシーンがそこかしこにみられる春を迎え、ゴールデンウィークが来て、そして初夏、と、いつものように暦…

ヨゲンノトリとペストの防護服

アマビエ様に続く疫病の守護者シリーズ?として今話題らしい「ヨゲンノトリ」を見て、17世紀のペストに立ち向かう医者の防護服姿を思い起こしたので並べて描いてみました。 ヨゲンノトリは江戸時代石川県に現れ、疫病(コレラ?)の流行を予言し、「私の姿を朝…

思いがけないチューリップ

今年の春、うちの花壇やプランターに、チューリップは咲かない予定でした。 それが、我が家の花壇史?最高といってもいいような、堂々たるチューリップが一輪花開いたのです。 私は、「咲き終わったチューリップの球根を育てて、次の春に咲かせる」ことを何…