あっ、今日はななつ咲いてるね。
朝新聞を取りに行く時、幾分秋の気配が感じられるとはいえ、今日も蒸し暑いだろうな、と予感する空気の日もまだ多いこのあたりの気候です。
そんな思いを少し中和してくれるのが朝顔の青紫。
子供たちが小学生のころ、宿題で植えて以来、久しぶりに植えた朝顔です。
夏の朝、ぽっかり咲いている朝顔が見たい、とふと思い、自分のために植えてみました。
今回植えたのは『暁の海』という名前の朝顔です。
深い青紫、ほとんど群青色、と言っていいほど青々した朝顔です。写真よりも実際は青が強い印象です。花はとても大きいタイプですね。
でも暁の海は朝焼けに染まってむしろ赤いのでは?と思ったりもします。青いのはむしろ昼間なのではないかな、『真昼の海』のほうが合っているのでは?と。
それとも「暁に海の色で花開く朝顔」という意味合いで名付けているのでしょうか。
いずれにせよ「海」という文字のもつ深い青のイメージにふさわしい朝顔であることには間違いありません。
種を植えてから4ヶ月、花もそろそろ盛りを過ぎてきています。
私が子供の頃は花が終わればあとは忘れてほったらかし、種ができた頃にああ種だ種だと集めていました。
今回はどんなふうに種を作って、どんなふうに枯れてゆくかじっくり付き合おうと思います。