こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

うたう伊予柑

 

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なんだか律儀に5つに分かれてちょっとおどけているように先っちょがはねてて、かわいいなあと。

 

膝に伊予柑を乗せてさあ食べようか、という時に、割烹着のぶどう色と伊予柑のオレンジが華やかで良いなと一枚撮ったところ、

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ポチッとしたヘタの緑色に目がいってよくよく見ると、星型で愛らしく思わず拡大して主役になりました。

 

世の中に毎年みかんのヘタは一体幾つ送り出されるのでしょう。それこそ阿僧祇、那由多のレベルでしょうか。ひとつひとつこんなに精巧に可愛くつくられて、あっという間に土に戻っていくのですね。

 

ヘタが気になって柿はどんなかなと見てみると、4つに分かれています。伊予柑は5つで柿は4つ。不思議です。

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ヘタについていろいろ検索していると、柿のヘタが漢方薬になるというお話が出てきました。

 

柿の葉はからだに良いお茶になりますし、柿渋も利用されますね。ヘタまで使えるとは初耳でした。

 

しゃっくりに効くのだそうです。試してみたいものです。