こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

知っているようで知らなかった朝顔

 

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ひょっとして、そんなこと皆とっくに知っていて、見落としていたのは私くらいなのかもしれませんが…

 

朝顔の芽が出て最初に開く双葉と、本葉の形が違うって、私はっきりと意識したことなかったのです。

 

私自身子供のころ宿題で朝顔を育てましたし、子供たちが育てるのも見てきました。

 

ですから朝顔のことはもう見慣れたもの、知らないことなんて無いくらいに思っていたのです。

 

今年ふと思いついて朝顔を久しぶりに植えたのですが、毎日眺めるうちに、

 

「双葉の先はへっこんでいるんだなぁ、なぜ本葉になるととがっているんだろう?」という疑問がわきました。

 

調べてみると、双葉と本葉の性質は全く違うことが分かりました。

 

双葉は種の中で元ができていて、種の形状に合った形になっています。それで本葉とは形が違うのです。

 

そして先駆けとして成長し、本葉が出て本体が伸びて行くとその養分になるのです。

 

双葉はスターターでありお弁当でもあるのですね。

 

朝顔の芽がよっこらしょと重たげに土を押し上げて発芽するのは、双葉というお弁当を持参しているからなのですね。

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これが発芽の時。折り畳まれた双葉が首をもたげようとしている所です。