こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

今年なりの水仙•••春分に思う

 

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あれ、今年は水仙小さい?

 

全体的に細っこいし、花の割合が少ない。

 

でもずいぶん面積を広げてたくさん葉っぱが出て順調に伸びていたんだけど。さぞかしたくさんの開花を見るだろうねと思ったんだけど。

 

たぶんもっとポイントを押さえて手をかける必要があったのでしょう。間引きとか追肥とか…

 

ほったらかしなので文句は言えません。

 

それでもちゃんと今年も忘れずに咲いてくれてありがたいことです。

 

春分にらっぱ水仙が咲くと気持ちがほんのり上向きます。

 

うちの水仙は、雌しべおしべを囲んだらっぱがくっきり突きでている、典型的ならっぱ水仙です。

 

フレアスカートのように柔らかくギャザーを寄せてすっくり立っている姿を見ていると、

 

これから夏至に向けて何かと活動的になってくる流れの中で、

 

何か楽しいことに漕ぎ出せるような、そんな思いにいっとき満たされます。

 

この種イモがあれば!.....『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』を思いつつ袋栽培

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庭にジャガイモを植え付けました。

これが種イモ。

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買ってきた野菜用の土の袋に種イモを直接植える方法で行いました。

 

土2袋にそれぞれ種イモ一個ずつ。

 

残りがもったいないですが、残った種イモは食べるな、と注意書きがあります。…どうしてかな。

 

種イモ一個から平均5〜10個できるらしい。プロはもっと収穫するようです。私は初めてなのであまり期待はできないと思いますが、種イモが頼もしく感じますね。

 

ところで漫画『北斗の拳』には「種もみ爺さん」と呼ばれるキャラクターがいます。うろ覚えですがざっくり描いてみると冒頭のような感じかな?

 

北斗の拳』知らない方にはちょっと分からないお話かもしれず、すみません。

 

この種もみ爺さんは、核戦争後の荒れ果てた世界で、皆が将来にわたって食べられるようにと、種もみを暴徒から命がけで守っているのです。

 

種もみ爺さんを思い起こしたのは、年末に、『北斗の拳』をミュージカル化した『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』を配信で観たからです。

 

北斗の拳』がミュージカルになったという情報が流れてきた時、もう気になってしょうがなかったのです。

 

私は連れ合いがジャンプ読みでしたから、お相伴で北斗の拳を読んではいました。ファンとまではいきませんでしたが…

 

北斗の拳』には、種もみ爺さんはもちろんのこと、「あたたたた」「お前はもう死んでる」「あべし」「ひでぶ」「に、人形」「おまえのようなババアがいるか!」などなど、知っている人には合言葉のようなポイントがたくさんあるのですが、

 

あの膨大な世界のどこをどのように繋げればミュージカルになるのか、どのポイントが採用されてどんな表現になるのか…

 

好奇心が抑えられず、チケットの申し込み画面をクリックしてしまったのです。

 

実際鑑賞してみて…思った以上に楽しめました。

 

ネタバレはありませんが、以下内容に少し触れます。

 

 

 

 

そうか〜こう来るか〜‼︎

と感心すること多々ありです。

 

世界にどうして争いがあるのだろう、自分には何ができるのだろう、ケンシロウが、ユリアが、さまざまなキャラクター達が歌い上げます。

 

漫画本編をサクサク読んでいた時はキャラクターの深みなどはよく感じ取っていず、筋や決め所を追っかけていたのですが、今回はああこのキャラはこういう人だったのか…と、思いを新たにしました。

 

そして「種もみ爺さん」は大変歌唱力のある俳優さんが演じられて、漫画よりキャラクターも膨らませてあり大活躍です。

 

個人的にはケンシロウの次兄トキの歌が耳に残っています。

 

そうそう、「あべし」もちゃんと?ありましたよ。

 

北斗の拳を知っている方で、ミュージカルが苦手でなければ楽しめるかもしれません。DVDはいつ出るのだろう。これから中国などでも上演されるらしいので、まだ先かな?

 

 

 

昨年秋に植えた玉ねぎも順調に生育し、奥にジャガイモを植え付けた袋を並べました。小さいながらも畑っぽくなって自己満足しています。

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アマビエチャンネル•••アマビエ4コマ12

 

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一向にコロナ禍の収束する兆しが見えない中、アマビエ様も、これはいよいよ長期戦、まだしばらく竜宮城帰還はおあずけ、と腰を据えられたのではないかと思います。

 

お帰りになれない日々、アマビエ様は何をなさっているのだろう、と妄想して4コマにしました。

 

アマビエ様は全国に分身の術?で様々なあり方ですっかり定着されて心強いことです。

 

今季は寒波がきつく記録的な大雪の報も多いことから、おそらく暖かな竜宮城出身のアマビエ様は難儀されてることでしょう。

 

これから私たちはずいぶん長く新型コロナと付き合う事になりそうだ、という話も耳にします。

 

アマビエ様にはぜひ寒さに慣れていただいて、その成り行きに寄り添ってもらえたら良いですね。

 

何だかんだとアマビエ様4コマも12本目です。もう少し描けるかな…?

 

 

はい敬礼!•••トマトのヘタの薬効は?

 

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人は壁のシミにも目鼻を関連付けて、人の顔として認識する傾向があるみたいですね。

 

ところで星型は人の全身を連想しませんか?

 

この冒頭のトマト、ヘタが敬礼している人に見えてしょうがなく一枚撮りました。

 

まあヘタの見え方の話はさておき、

 

前回の記事でヘタのことを書きましたが、以来ヘタの利用法が色々気になっているのです。

 

柿のヘタの様々な効能に感動して他にも薬効などあるヘタはないかと調べたら、

 

ナスや瓜のヘタには薬効があるようで、古くから利用されてきたようです。ナスを使った歯磨き粉が確かありましたね。

 

いちごのヘタは薬ではありませんがビタミンが豊富で、捨てないで実と一緒に食べる国の方が多いようです。もちろんよく洗わなければならないでしょうけど。

 

お酒にいちごのヘタを何日か漬けておくといちごの香りが移るとか。えー、いちごのヘタもそんなにいちごの香りが詰まっているんだ!と驚きです。

 

そしてふと浮かんだのが、赤ちゃんの臍の緒です。

 

あの臍の緒、果物や野菜でいえばちょうどヘタのところにあたるのでは、と思いつきました。

 

今もそうなのかは知りませんが、私の親や私のお産の時は、赤ちゃんの臍の緒が取れると桐箱に大切に保存したものです。

 

子供が大病したら煎じて飲ませるとよい、と伝えられていますが、実際そのように利用されることは現代ではあまりないでしょうね。

 

臍の緒がいつから薬効があるとされたのかはわかりませんが、植物のヘタに薬になるものがあることからの連想なのか、あるいは代々の体験の積み重ねでそのように伝えられたのか、でしょうか。

 

最近、新型コロナウイルス感染症からの重度の呼吸不全の治療に、臍の緒由来の間葉系細胞が活用できるかもしれない、という記事を読みました。実現すると言い伝えだけでなく本当に「薬になる臍の緒」の証明ですね。

 

そういえば臍帯血移植、というのもありますね。

 

さて肝心のトマトのヘタの薬効があるかどうかですが、残念ながら無さそうです。逆に少し毒が含まれているらしいのです。極々微量なのでよく洗って食べる分には問題なさそうですが…大腸菌にも警戒が必要なようで、どうもあまり勧められるものではないですね。

 

みかんの場合は皮が「陳皮」として漢方薬になります。

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うたう伊予柑

 

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なんだか律儀に5つに分かれてちょっとおどけているように先っちょがはねてて、かわいいなあと。

 

膝に伊予柑を乗せてさあ食べようか、という時に、割烹着のぶどう色と伊予柑のオレンジが華やかで良いなと一枚撮ったところ、

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ポチッとしたヘタの緑色に目がいってよくよく見ると、星型で愛らしく思わず拡大して主役になりました。

 

世の中に毎年みかんのヘタは一体幾つ送り出されるのでしょう。それこそ阿僧祇、那由多のレベルでしょうか。ひとつひとつこんなに精巧に可愛くつくられて、あっという間に土に戻っていくのですね。

 

ヘタが気になって柿はどんなかなと見てみると、4つに分かれています。伊予柑は5つで柿は4つ。不思議です。

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ヘタについていろいろ検索していると、柿のヘタが漢方薬になるというお話が出てきました。

 

柿の葉はからだに良いお茶になりますし、柿渋も利用されますね。ヘタまで使えるとは初耳でした。

 

しゃっくりに効くのだそうです。試してみたいものです。

大雪に打たれて

 

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先日は南関東も何年かぶりに10センチの積雪でビオラもぐんにゃりしてしまいました。

 

私は北海道の出身ですから、「こんな雪なんでもないでしょう。」と言われたりしますが、

 

いえいえ、この辺りの10センチは大変な大雪です。

 

よくニュースで慣れない雪道で転ぶ人が映されますね。確かに靴も違うし体重のかけ方にもコツがあり、難しいことだと思います。

 

実際わたし自身がこちらに移り住んで積雪で特に難儀することは、大きい道の雪が解けてしまった後にもずいぶん長い間凍ったままになる細い道がたくさんあることです。

 

除雪することを計算して道をつくる雪国には無いような幅4〜6メートル位の細い道が、大きい道から一本住宅街に入るとよくあります。

 

そのような細い道には、北側の建物の陰で一日中陽のささない場所があり、雪がある程度積もり朝晩の気温が低い日が続くとけっこう長くツルツルに凍った状態になります。

 

主たる道路が通常通りになり、生活の流れもいつも通りになると、人々はそれぞれ徒歩、車、自転車で、通勤や子供の送り迎え、買い物などのため動き出すのですが、

 

例の凍ったままの道があちこちで地雷のように出現します。

 

もちろん予測を立てて避けようとしますが、意外なところが凍っていてうろたえます。

 

一度車で子供を迎えにいく途中、凍った坂道で立ち往生し、助けを求めて3人で押してもらいなんとか脱出したことがあります。怖かったです。

 

雪国は、街の造りも人がしている備えも雪が積もることを前提にしていますから、そうでない街と比べることはできません。雪に慣れていてもこの辺りの10センチはほんとうに脅威です。

 

雪が滅多に積もることがないのを前提に毎年冬にはビオラを植えていますが、何年かにいっぺん、こんな目にあってへたってしまい可哀想なことです。

 

それでも数日日に当たってすっかり元気を取り戻しました。

 

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晩秋に植えた玉ねぎは、雪が降っても元気なようです。

新年を迎えてルッコラ最強?

 

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明けましておめでとうございます。

 

今年のお正月は天気が良く、小さな花壇をぼんやり眺めることから始まりました。

 

昨年も食べられる植物をいくつも植えましたが、いまだに残って食べ続けているのはルッコラだけです。

 

ルッコラはその前の年も植えたのですが、早々にだめにしてしまったのです。

 

その時は何かレタスの一種がしぶとく生きてサラダのネタになってくれていました。

ちゃんと手をかけたつもりがあっさり枯れてしまったり、ほったらかしていたのにスクスク育ってくれたり、思うようになりません。

 

かけるべき手数が抜けていたり、天気の具合など色々な事情がかかわって育ちを左右するようです。

 

雑な庭仕事の中生き残ったルッコラの葉をもいで食べてみると、ちゃんとルッコラの香りと味がします。おいしいです。

 

夏の頃はこんな面白い形の花が咲いて、わあ可愛いなと眺めていたら茎や葉が硬くなってしまいました。

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人間には都合悪いことですが、ルッコラにとっては花を咲かせるのに必要な変化なのでしょう。

 

花が終わり寒くなったら、いつのまにかまた柔らかい葉を付けるようになりました。

 

調べるとルッコラは耐寒性があり、今時期も収穫できるようです。去年はどうしてダメだったんだろう。

 

お正月の花壇は例年通り、パンジービオラ、ガーデンシクラメンの面々です。

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