こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

バハマ•ママに郷愁?…千葉の盆踊り

息つく間もない暑さであった8月も遠くなってゆきますが…

 

いまだ暑さが続くせいか私のまぶたの裏にはまだ盆提灯の残像が揺らめいています。今年は何年ぶりかで近所の盆踊りが復活しました。

 

私の住むあたりではなぜか70年代のディスコミュージック、ボニーMというグループの歌った「バハマ・ママ」という曲が盆踊りの定番になっています。この曲妙に鉦と太鼓にも合うんですよね。

 

淡々と炭坑節や東京音頭なども踊られるのですが、バハマ・ママがかかると浴衣の子供も年寄りもちょっとカッコつけた思春期の男子もピッとスイッチが入ってノリはじめます。

 

これぞご当地曲!という突出したものが今一つ乏しい中、東京音頭やきよしのズンドコ節では吸収し切れない情熱を、このバハマ・ママがさらっていくのです。

 

この歌は「バハマママという女には6人も娘がいるが皆独り身だ、最近の男はどうなってるの?6本の美しい薔薇をだれも摘もうとしないなんて。」なんて内容なんですが、こんな意味の英語の曲を真夏の夜、チビ達から年寄りまで提灯の下で踊りまくっているのはなんともシュールな光景です。

 

それでも蒸し暑い空気の夜、毎年息子たちとバハマ・ママを踊っているうちに故郷北海道の濃い血がかなり関東の血に入れ替わったような気がします。

 

北海道の、哀愁漂う子供盆踊りや勇壮で力強い北海盆唄、ソーラン節に対抗する関東の盆踊りは私にとってはバハマ・ママなんですね。

 

このバハマ・ママは都内を含め関東のあちこちで踊られているようです。振り付けも幾つかあるようですが、日舞のおばさまがネットでお手本を踊っているバージョンのがこの辺りで採用されていて私はそれが一番好きです。腰をクネクネさせるところがあるのですが、そこをヤグラの上でお手本を踊るお姉様?達が思い思いに品を付けて動くところが何とも味わい深いのです。

 

台風13号が夏を引き取って行くかと思いきや、予報ではまだ猛暑が続く模様…

 

盆踊りの残響をまとった日々はまだ続きそうです。

 

こちらがボニーMの「バハマ•ママ」です。ドイツで創られたんですね。

 

この動画の振り付けが私の近所のと同じ振り付けみたいです。

 

さて、この後はおまけにマイブームのでAI画像生成です。今回はやはり「盆踊り」でいきます。

 

参考画像をあらかじめ提示するとAI様がそれを下敷きにする、という機能を私は前回学んだので冒頭の画像を入れておきました。

 

そして何も指示しないとなぜかAI様が推奨してくるアニメ少女を避けるべく「アニメ人物なし」を入れました。

え?

NGだと指定したはず、、、前回は人物なしを入れると人物抜きの画像を出してきたのですが…

 

少しずつ言葉を変えて色々試してみたのですがAI様はどうしても盆踊りには可愛いアニメ少女がいなくてはならぬと思い込んでいるようなのです。このあと何回試みてもそういう絵が出て来て、

しかも露出度が段々増してくる…

 

10枚くらい格闘したのちようやく次のような少女なしが出てきました。

これはこれでまた突っ込み所満載ですけどね。

前の画像生成から少し時間が経っていたので学習が進んでもっと利口になっているかと思ったのですが相変わらずのようで少し安心しました。

 

それとももっと賢いアプリはどんどん有料化しているのかもしれませんが…?