最近はコロナ禍の事情の中、買い物も必要なものを週末まとめて、決まった店でさっさと済ますことが多いのです。
あちこちぶらぶらしているうちに、偶然の出会いでテンション上がるままに何かを買ってしまう、なんてことは随分ご無沙汰しています。
先日どうしてもの用事で出かけた先で出くわしたミッフィーのイベント、
あかるい色調のディスプレイにひきよせられました。
いちめんの菜の花畑が眼の前に広がったような。これから楽しい予定がいろいろ待っているような・・・
その雰囲気に乗って、あまりにかわいかったので買ってしまった小皿。
正油を入れるとこんなふうにミッフィーが浮き出るんです!
イベントのスペース一杯に、お部屋中ミッフィーだらけにできるくらい、あらゆる種類のグッズがありました。ミッフィーはほんとに日本人に愛されているキャラクターですね。
ふりかえって数年前、ミッフィーを産んだ作者ブルーナ氏の地、オランダのユトレヒトを訪れたことを思い起こします。
ミッフィーは本来「ナインチェ」という名前で、ミッフィーとは英語の呼び方なんだとその時知りました。
現地のナインチェは日本のミッフィーと比べると、どこか慎ましい存在で、あくまでも子供のためのキャラクター、という扱いに私には見えました。
ミッフィーにちなんだお菓子で知られる、ブルーナ氏の愛したお菓子屋さん『テオ・ブロム』でも、
ミッフィーばかり目立つような様子ではなく、多彩なお菓子の中にミッフィーのものもあると
いう印象を受けました。
お土産に手頃なミッフィーのクッキー缶、普通サイズと大きめサイズが積まれています。
普通サイズを連れてきましたが、5面それぞれに、ブランコ、滑り台、シーソーなど公園で遊ぶミッフィーが付いています。デザインは大人しく、まじめな感じを受けます。お菓子を買いに来た人が、子供のために買っていくんだろうな、と思いました。
色違いの缶がいろいろあるわけでもなく、駅や空港で売っているわけでもないようです。(私の見た限りでは)
ナインチェの分身、ミッフィーは日本で八面六臂の大活躍、家計簿やら正油皿にまでなっています。ナインチェ本体が眠っている間の夢なのかもしれません。