こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが こころのこと 表現のことなどつぶやきます。

フリージアの残響

 

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フリージアを一輪、一輪、覗き込むと、微妙にそれぞれ違うように感じます。その中でもひときわ華やいでいた一輪を記念に撮り、こころの印象に近く、加工しました。

 

でも、これを書いているこの時、もうフリージアはすっかり花を終わり、となりの、やはり花を終わらせた水仙の葉たちと、仲良く天に向けて葉を突き立てています。

 

来年もおそらく、状況によって数や勢いは違うでしょうが、フリージアはこの花壇に戻ってきてくれて、甘い香りを運んできてくれるでしょう。

 

しかしこの一輪と全く同じ咲き方をしたフリージアは二度とないのでしょう。

ヨゲンノトリとペストの防護服

 

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アマビエ様に続く疫病の守護者シリーズ?として今話題らしい「ヨゲンノトリ」を見て、17世紀のペストに立ち向かう医者の防護服姿を思い起こしたので並べて描いてみました。

 

ヨゲンノトリは江戸時代石川県に現れ、疫病(コレラ?)の流行を予言し、「私の姿を朝夕に拝めば難を避けることができる」と告げたそうです。

 

描きながら黒いほうはどうして尻尾がないんだろう?と思いましたが、よくよく確認するとこれは一羽に首が2つあるトリだったんですね。早とちりでした。でもこんなふうに分身できたとしたら、救う力も2倍あるかもと思い、このままにしました。

 

ペストを治療した医者のマスクのクチバシのような所には、抗菌作用のあるハーブが詰められ、目の所にはガラスを嵌めて感染を防いだようです。バクテリアやウイルスの存在は夢にも知られていなかった頃、この姿でどれだけ防げたのでしょうか。

いちめんのフリージア

 

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いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

って詩でもないけれど、今年はフリージアがなんでかどっさり咲いたのです。

 

うちの花壇では、毎年そうたくさんではないけど、律儀にちゃんと春を彩ってくれるいいやつなんですが、去年からの高温がフリージアには心地良かったのか、外から帰ってきて門を開けたら、香りに取り巻かれるくらいにたくさん花を付けました。

 

いつもの年はほんの3、4本くらいで、顔をわざわざ近づけて、どれどれと独特な甘い香りを確認するくらいの花数ですから、今年は大変な存在感です。

 

それでもいつもの年なら何か多いね、くらいで通り過ぎていたところですが、このごろはろくに外出できず、花壇をしげしげと眺める時間が増え、花たちのことがこころを大きく占めるようになりました。

 

写真を撮り、画像を調整して、変化を楽しむ。

こころと体をなんとか動かす日々です。

思いがけないチューリップ

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今年の春、うちの花壇やプランターに、チューリップは咲かない予定でした。

 

それが、我が家の花壇史?最高といってもいいような、堂々たるチューリップが一輪花開いたのです。

 

私は、「咲き終わったチューリップの球根を育てて、次の春に咲かせる」ことを何度か失敗してから、毎年すでに芽の出た状態のものを買うことにし、前年度のは処分するようにしていました。

 

それが今回、新しい苗を購入しそびれて、今度の春はチューリップ無しだとあきらめていたところ、

 

花壇の、いつも植木鉢の残土を捨てる場所からチューリップらしき芽がひとつ芽生えて、まあ花は付かないだろうと思っていたらすくすく伸びて、やあ何色なんだろうと驚くうちに、見事な濃いピンクの花びらを開けたのです。

 

何せ残土に捨てたニンニクの切れはしのような球根です。どうやって生き延び、ろくに栄養のない土をどうやり繰りして咲いたのだろうと、しみじみ嬉しく、感じ入ったことでした。

 

たしかフランスのニュースで、この新型コロナ関連の事情で出荷できなくなった広大な畑一面のチューリップが重機で掘り起こされ廃棄されるシーンがありました。

 

丁寧に手をかけられて最高の状態で蕾をつけ、この春望まれてあちこちを彩るはずだったチューリップ達の運命を思い、これまた何ともいえない思いに打たれたことです。

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福を呼ぶ文房具

 

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先月、まだそこまで切迫した雰囲気ではなかったころ、ホワイトデーに合わせたのかな? 高野のフルーツチョコレートがデザインされた文房具が、店頭にディスプレイされていました。

 

ポケットが5つもあるクリアファイル、そしてRollbahn とのコラボのノート、気がついたらつかんでレジに並んでいました。

 

使う予定は今のところないのだけど。時々ナデナデし、ニヤニヤしています。買っておいて本当に良かった。

 

画像はちょっと加工しました。実際も華やかだけど、さらにカラフルに。私のこころにはこう映っていたんだと思います。

 

 

 

 

銀河鉄道のアマビエ

 

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アマビエ様のイメージは、海に面したところでかたち作られたのかな、と思います。

 

アマビエ様は、江戸時代に肥後国に出現したと伝えられる、疫病から人々を守る神様です。

 

水かきやウロコなど、海に棲むものを連想しますし、突き出たくちばしは、カモメのようでもあります。

 

宮沢賢治はアマビエを知っていたのだろうか、とふと思い全集をめくってみましたが、探し方が甘いのか見つかりませんでした。どちらかといえば賢治の作品に出てくるキャラクター達は、内陸や山のイメージかな、と私は感じます。

 

賢治は肺を病んでいましたから、今の日本や世界をもし見たら、大変心配しこころを痛めたのではないでしょうか。

 

アマビエ様のお話も書いてくれるかもしれません。

 

アマビエ電車に乗る賢治、というイメージがふと浮かんだので描きました。

 

 

水仙画像で遊ぶ

 

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何とか水仙が今年も咲いて、よかった。

 

去年、花壇でセージが広がりすぎて、連れ合いに草抜きついでに減らしてもらったのですが、彼は隣接して埋まっていた水仙の球根の場所もうっかり掘り返してしまったのです。

 

何とか埋め戻しましたが、内心もうダメかも、と諦めていました。

 

それが、ちょっと芽の出方がばらけてはいましたが、忘れず伸びてたくさんの蕾を付け、咲いてくれました。

 

記念写真を撮り、ibisPaint で加工して楽しみました。不思議な鮮やかさの画像になりました。

 

フィルターなどで手を加えると、普通に目に映った像からは離れた面白い効果が出ます。でも加工しながら、これでいいかな、と選ぶ瞬間の像は、肉眼を通り抜けて、こころに映った感覚に近いのかもしれません。

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