アマビエ様のイメージは、海に面したところでかたち作られたのかな、と思います。
アマビエ様は、江戸時代に肥後国に出現したと伝えられる、疫病から人々を守る神様です。
水かきやウロコなど、海に棲むものを連想しますし、突き出たくちばしは、カモメのようでもあります。
宮沢賢治はアマビエを知っていたのだろうか、とふと思い全集をめくってみましたが、探し方が甘いのか見つかりませんでした。どちらかといえば賢治の作品に出てくるキャラクター達は、内陸や山のイメージかな、と私は感じます。
賢治は肺を病んでいましたから、今の日本や世界をもし見たら、大変心配しこころを痛めたのではないでしょうか。
アマビエ様のお話も書いてくれるかもしれません。
アマビエ電車に乗る賢治、というイメージがふと浮かんだので描きました。