こころ、てくてく

漫画家 海山かのんが こころのこと 表現のことなどつぶやきます。

『ユーリ‼︎! on ICE』のトーク

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私の参加している、ウェブマガジン『MIZUTAMA 』第4号では、ロシア特集をしております。仲間の愛さん、ツッチーさんによるオタク系コンテンツ会議連載も、ロシアに縁のある作品が取り上げられました。記事のタイトルは、「愛とツッチーのオタトーーク〜 第4回『ユーリ‼︎! on ICE』溢れ出るユリオ愛」です。人気のフィギュアスケートアニメ『ユーリ‼︎! on ICE』の魅力が、たっぷり語られています!

可愛いグッズの写真もいっぱいです。期間限定で無料公開されておりますので、ぜひのぞいてみて下さい。

こちらからお読みいただけます。

https://note.mu/tsuchinoko/n/n1675305d92c1?magazine_key=mb8bb0bacc3f6

 

私も初ユーリに挑戦してみました。チェブラーシュカを頭に載せている画像があったので、それをアレンジして描いてみました。

 

今回は全てiPad Airで描いています。iPad で描けるのは手軽でいいのですが、iPad Airだからなのか、老眼乱視だからか、微妙に線が思う所に引けない。まだまだ違和感が大きいです。調整できる範囲も狭いようです。iPad Proに変わればかなり違うのでしょうか。この、機械がぶきっちょな感じは、昔の板タブで感じていた事に近いような気がします。時間が解決するのかもしれません。私の環境では、まだまだペンタブ主役は続きそうです。

 

宮沢賢治の連載マンガ、更新です

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ウェブマガジン「MIZUTAMA 」に載せていただいている漫画、「宮沢賢治ってどんな人?」の第3話をアップいたしました。この漫画は、聖人、義人としてではない、等身大の人間賢治を描くことを目指しています。

 

今回は期間限定ですべて無料公開になっております。ぜひのぞいてみて下さい。

こちらからご覧いただけます。

https://note.mu/burikinomedaru/n/nd9c1aadf92d5

 

 

ウェブマガジン「MIZUTAMA」第4号 発行

 

私が参加しているウェブマガジンの新刊が発行されています。

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今号はロシア特集です。ロシア料理、雑貨、ロシア映画ドストエフスキーなどなど、様々な角度でロシアを語ります。きっといくつも「えっ、そうだったんだ!」というところが見つかりますよ。私の漫画、「宮沢賢治って、どんな人?」も、もうじきアップする予定です。その時は改めてお知らせします。

「MIZUTAMA」第4号は、こちらです。

MIZUTAMA第4号~特集・煌めくロシア|田下啓子|note

寒中見舞い…お正月絵 ヘタリア

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これはいつ頃描いたんでしたか… 板タブレットが使いこなせず全てアナログ。コピックを使って仕上げ、内うちのSNSにアップしていたものです。

 

ヘタリアとは、国を擬人化したキャラクターたちのいろいろな関係性を表現した人気漫画です。私はウクライナベラルーシの姉妹が好きで、時々描いていました。ロシアという色々と存在感ある兄のとばっちりを受けつつ逞しく生きるところと、見た目が可愛いくて気にいっています。

 

ウクライナちゃんがなぜ涙を流してるのかというと、ウクライナというキャラクターは、農業ざんまいで普段大変、という設定なので、念願の振袖を着て感激、というイメージにしてみたのです。

 

この頃は漫画を描く環境のデジタル化を目論みつつも、デスクトップを見ながら板タブで手を動かすことに馴染めなくて、デジタル環境に梯子を掛ける目処は一向に立ちませんでした。結局液晶ペンタブが手の届く価格になるまで主力としては使えなかったですね。いくらか無理矢理描くようにしていましたけれど。

 

主線は紙に描いて、スキャンして仕上げをお絵かきソフトで、というパターンがけっこう続きました。ブラシツールが曲がりなりにも使えるようになって、コピックの出番は少なくなりました。コピックではグラデーションやぼかしが不可能ではないけれど、私には難しかったからです。

 

 

新年…宮沢賢治と曖昧な犬

 

raspberrychoco.hatenablog.com

 

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明けましておめでとうございます。

今年も、こころのこと、表現のことを、関心のあることにからめてつぶやいていきます。

今発信中の、宮沢賢治マンガの更新についてもアップしていきます。

 

今年は戌年ですが、宮沢賢治の作品に出てくる犬と聞かれてまず思い浮かぶのは、『ガドルフの百合』に出てくる「曖昧な犬」です。

 

賢治の作品を読んでいると、出てくる動物たちは、日常的な彼の周囲の生きものへの思いを描くというよりも、描きたいことを的確に表現するために、象徴的に登場しているように感じられます。そこからは現実の彼と生身の動物たちとの暖かい交流の気配は伺えませんが、実際はどうだったのでしょうか。 

 

ところで、昨晩初夢を見ました。私は若いころ実家で室内犬2匹と暮らしていたのですが、その犬たちがふかふかした犬ベッド に元気そうに居る夢です。そして何故かもう1匹同じような犬が一緒に居るのです。夢の中では全く疑問に思わなかったけれど、目覚めてからあれあの犬は何? と考えを巡らせても全くわからない。まさしく「あいまいな犬」です。

おそ松さん…ジュウシマツのクリスマス

 

raspberrychoco.hatenablog.com

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私は黄色を画面に広く塗ると、明るく冴えた気持ちになる。ジュウシマツは黄色を塗れる、という点でも気に入っている。サンタの服なら余計にたっぷり塗れるではないか、ということで描いてみました。

 

ジュウシマツ君は存在不安が強いのか、こころを手持ちのバットでいつもあらぬ方向に張り飛ばしているようだ。目の焦点がなかなか合わないのはそのせいだろうか。

 

身体能力の高さを、私の好みでは音楽につなげたくなるのだけど、彼は野球が好きなようだ。どうして野球かなぁとイメージを巡らしていたところ、元プロ野球選手の新庄氏を思い浮かべたら何となくしっくりとした。あくまでも私の勝手な感覚だけれど。

こころのぶらんこ…道元さんの「全機現」

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私は仏教にも道元にも全く素人であるのですが、正法眼蔵の「全機現」という言葉に、何となく自分なりの理解を持てるのではないか、と思い、このことの周辺をうろうろしています。

 

私は絵を…人や風景など事物を描くときの肝は、あらわれている形を描くというよりも、それをあらしめているものを感じ描くことだ、という理解を持っています。あらしめているもの、とは、対象がそこにそうして在る機縁すべて、光であったり影の落ち方であったり、対象から溢れてくる勢いであったり、それの来し方歴史であったり、周囲の物たちなど様々です。

 

この「全機現」という言葉に触れて、ふと「あらしめているもの」が対象にとっての全機にあたるのではと思い、そこから、私もまた絵なのだ、自分をあらしめているものすべてが今この自分を「現」しているのだ、という理解をうっすらと持ちました。

 

それでこのところ、「全機現」という言葉におこがましくも腰かけて、ぶらんこのように揺られているわけです。「生也全機現」「死也全機現」。優しい、大きく包む言葉と感じます。また容赦のない厳しさも感じます。自分の行い、選択が私として「現」していく機縁となるわけですから。