こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

『おそ松さん』の十四松

私の色鉛筆やクレヨンの箱の中では、いつも真っ先に黄色が短くなる。ラズベリーピンクや水色も好きなことでは負けないけれど、黄色はつい、広く、たくさん使ってしまう。ということは、やっぱり一番好きってことかもしれない。

 

だから、というわけでもないが、最近第2期が始まった『おそ松さん』の6つ子の中では、黄色を割り当てられている十四松に目がいく。

 

幼い無常観に振り回されるのか、表情も動きも無駄に大きい。私の妄想の十四松は、無定形のままの煩悩に突き動かされた末、遊行僧となり、ドラァグクイーンで稼ぎつつ点々とする。彼はどんなプロセスで成熟していくのだろう。幼形成熟だろうか。

 

おじさんになったら、ローリー寺西のようにギター超絶技巧演奏などして回るのか、ドリアン助川のごとく少し腰を落ち着けて、タオの本書いたり、人生相談したりするだろうか。

 

私のつたない妄想も息切れしてきたので、とりあえずここまで。

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