こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

THE WHOを絵心教室で

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THE WHOの4人。ピートの鼻強調し過ぎかもですが、彼のちょっと中央アジア的な顔立ちはけっこう好きなんです。2008年の来日からしばらくはけっこう彼らを描いて、SNSで知り合ったWHOファンなどに見てもらっていました。

 

絵心教室というのは、DSで使うお絵かきソフトのことですが、これに出会った時のよろこびったらありませんでした。直接線を液晶画面に描ける!!どこでもどんな姿勢でも描ける!!液晶ペンタブが私には全く手の届かない時代のお話です。

 

紙の下絵をスキャンしてパソコンで仕上げ、ではなく、デスクトップにらみながら板タブに違和感なだめながら描く、でもなく、あたりまえに普通に描ける。嬉しくていろんなものを描いてせっせとアップしていました。

 

この絵心教室、画面のサイズはせいぜい手のひらくらい、レイヤーは線画と色ぬりの二枚のみ、しかも色ぬりに切り替えたら線画のほうには戻れない、という代物。

 

ツール?も線画は鉛筆の線のみで、太さを数種類に変えられるだけ。線も立てた線と寝かせた線だけだったかな? 

 

その時は、せめて画面がハガキくらいあれば、トーンを塗れるツールがあれば、レイヤーがもう何枚かあれば、エアブラシツールがあれば言うことないのになあ、と思っていました。今iPadでクリスタを使用してマンガを描いているので、その願いは全て、希望の何倍も叶っているのです。

 

でも、絵心教室は、私にとって一番大事なことを2つ実現していました。液晶画面に直接描けること、コードレスで何処でも描けることです。

 

あと個人的に「寝かせた線」の描き味がとても好みでした。