唐突ですが、いまヨーロッパを旅行中です。オランダを中心に、乗り換えの関係でドイツを少し。一週間程度の駆け足旅です。
どうしてオランダを選んだの?と聞かれれば、フランス・ハルスという17世紀の画家が好きだから。彼をはじめとしてその周辺の、世俗画を主に手掛けた画家たちに関心があるからです。漫画に通じる何かを感じてもいます。
すごいなあ、と敬服する画家、文句のつけようのない、畏れ多い画家、嫌なのに惹き付けられる画家、観たくなる絵にも色々あるけれど、私の心が寄り添いたくなる画家は今のところフランス・ハルスなのです。
私の心、と言っていますが、心ってなんでしょうか?改めて考えると言葉に詰まってしまいます。
思考と感情と身体が協力して結んだ何か、その肌ざわりのような何か? これからぼちぼちと考えてゆきたいと思います。このブログのタイトルにもなっていますし。
実際にオランダに来てみて、まず感じたのは、何となくしっくりとする、ということです。オランダの画家に、何となく好きな人多いなあ、と思っていましたが何が関係しているのでしょう。これも考えてみたいテーマですね。