こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

アマビエ様に祈るこころ

 

f:id:raspberrychoco:20200326094111j:image

アマビエ様の特徴を自分なりに覚えたので、何となくまた描きました。

 

アマビエ様は、江戸時代、肥後の国の海で、「疫病の流行ることがあれば私の姿を描いて皆に見せなさい。」と出現した、疫病から人々を守る神様だそうです。

 

どのくらいアマビエ様のイメージが世の中に共有されたかはわかりませんが、けっこうな量ネットに上がっているので、かなりの人数の心の中に住み始めたようにみえます。

 

アマビエ様のイメージに収束への願いを込めつつ描くことで、いっときコロナウイルスへの不安を脇に置ける、預けて一息つけるように思います。

 

コロナウイルスへの、適切な対応の仕方が確定してくれば…例えば効果のはっきりした薬やワクチンが行き渡るなどすれば、アマビエ様も安心してお帰りになるのかもしれません。

 

それまでは、やはりえたいの知れない災いには、今の時点でわかる精一杯の対策をしたうえで、いにしえの人々が行なったように、悩み惑うこころをいっときあずけて祈リ、淡々と自分のする事をしていくことなのでしょう。