こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

味を見ること 聞くこと

 

子供の頃、教育テレビの番組キャラで、みるちゃん、きくちゃん、というのがいたけれど今でもいるのかなあ?

 

離れて住む子供から、あるメニューの調味料の比率を聞かれました。

 

比率などは適当で、考えたことはなかったので、「Aを投入ののち味を見て、Bを適量。」と答えましたが、ふと、味はなぜ、「見る」のだろう? という問いに捉えられました。

 

味を感じて、とか、味を確かめて、味に触れて、などなど、言葉を巡らせてみますが、やはり味は「見る」がぴったりくるような気がします。味と視覚に関連があるのかどうかわかりませんが。

 

お酒は、普通に味を見る、以外に、唎く、利く、聞く、と表すことがありますが、こちらは聴覚に寄せているのでしょうか。香も聞くと表現することがありますね。香を見る、とは普通言わないですし、何気ないようで、言葉は丹念に使い分けられています。

 

聞く、ほうは音に近いのでしょうか。見る、はもっとストレートに体に摂り入れる感覚に思えます。

 

今日の素材遊びは、こんな感じになりました。

からい、ミントがきつい歯磨き液を含んだような感覚かな。

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IbisPaint でささっと。