こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

ぶどうたちの舞台

岩手のIさんからぶどうが3種類送られてきました。 シャインマスカットと名前のわからない黒ぶどう、そして黄玉です。 嬉しいので食す前に撮影。 Iさんは定年退職後、野菜や果物を本格的に栽培されており、プロ級の腕前です。 食べての評価も、通りいっぺん…

台風をぼんやり迎えるんだけど

なんだか、凄く大きい… 総裁選とか、緊急事態宣言の解除などのニュースが華々しくて、台風16号のことはあまり大きく取り上げられていないような気がします。 私もコロナ疲れで少々マヒしているのか、影響のありそうな地域に住んでいるのに、ああ台風かめんど…

シソのかわいい花

昨年、長年植えてあったメドーセージが枯れてしまいました。あとに同じシソ科の大葉を植えたらすくすく育って、料理にも活躍しています。 シソは今時期に花を付けるのですね。小さい、かわいらしい花をポチポチ咲かせています。 大雑把に言って、食べられる…

卵が双子だった日•••茶碗のこころ

素朴な心地よい手触りと、端の花の柄が気に入っていたご飯茶碗。 卵かけご飯を食べようと卵を割り入れたら、双子! それも黄身の一つ一つがふつうの一個分くらいある見事な双子です。 なんだか嬉しくて、お気に入りの蓮根形の箸置きも並べて記念の写真を撮り…

変顔で失礼します!

どどーん! いきなり何でしょう、このしょうもない表情は。 いや、自画像なんですが。 今時々スイッチでゲームを楽しんでいますが、しばし別世界にどっぷり浸ったのちゲーム機の電源を落とすと、部屋の光線の具合によって、ゲーム世界に魂を置いてきた無防備…

アマビエ様とお寿司•••四コマ『アマビエ様といっしょ!』8

アマビエ様のルーツはどこなんだろう? 私は、単純に海から出現した神様ということで、竜宮城に縁があるのではと決めてかかっていました。 今世の中に出回っているアマビエ様の外見は、1846年(弘化3年)の年号が記された瓦版が元になっています。 この瓦版に…

ずっとお祭りを見ない

今年も花火大会は中止。近所の公園の盆踊りの音が、虫の声に混じって聞こえてくることもありません。特にお祭り好きというわけでもないのですが妙な感じです。静かで良いとも言えますけれど。 非日常的なイベントがない夏の日々が淡々とすぎていきます。 で…

梨のこころ•••主役になりきれないけど

梨の産地に住んでいるので夏から初秋にかけてはひたすら梨を食べまくるのが習いです。 高温多湿で日が落ちても一向に涼しくならないこの季節に、スーパーの果物売り場は梨の数種類で埋め尽くされます。 なのに何となく主役感が少ないのは何故でしょう。 りん…

四コマ『アマビエ様のお姿』•••『アマビエ様といっしょ!』7

アマビエ様のおまんじゅうやサブレ、おせんべいなど食べてみたいと思いつつ機会がないままです。 アマビエ様も一時ほど取り上げられることが少なくなってきているように感じます。 コロナへの向き合い方も漠然とした畏れから具体的な対抗策中心に移り、カミ…

ニチニチソウと少女

「花で囲って描くのが好きなんだね。」 家族に見せたらそう言われました。うちで咲いた花をモチーフにイラストのシリーズを創っていくのもアイデアのひとつになりそうです。 夏になると手入れの大雑把な私の花壇では、まともに咲いているのは屈強なニチニチ…

桃から生まれた・・・

桃が美味しい季節になりましたね。 さくらんぼは作柄が今年霜でよろしくなかったようですが、桃は今のところ順調にお店に並んでいるようにみえます。 実家にいたころ、親が桃を鉢に植えていたことがありました。 その桃がある年、プラムくらいの小さな実を付…

メルセデスとアネット・・・ゲームの中の女子

何そんなに喋ることがあるの? ってぐらいに以前は学校帰りに立ち話をしている中高生を見たものですが、 コロナ禍の中、おそらく学校や家族から、寄り道や友達と用もないのにたむろするなど諫められているでしょうから、学生のそんな姿はゲームの中でしかみ…

コロナでまだ帰れん!•••世間ぐるぐる第19話

『世間学会』という年に2回の集まりがあります。 これはそこで毎回置かせていただいているエッセイ漫画のシリーズです。 今回は4ページの作品を描きました。 冒頭の画像は1ページ目です。画像の下のリンクから4ページ目までお読みいただけます。今回私の使用…

四コマ『アマビエ様のイメージ』…アマビエ様四コマ6

コロナのドームに閉じ込められたような日々が続いていますが、もうすぐ夏至なんですね。 アマビエ様のイメージがすっかり私の世界に定着したのか、時々四コマとしていらっしゃるようになりました。 今回のは前回の四コマの続きのようになりました。 アマビエ…

四コマ「アマビエ様の数え方」

アマビエ様四コマ、5本目になります。不定期連載というのでもないのですが、まだまだアマビエ様とのお付き合いは続きそうなので、もう少し描かせていただくかもしれません。 6月に入ってそろそろ蝶の姿をあちこちで見かけるようになりました。 私は、蝶は一…

赤とピンクの思い出

ふと赤とピンクをえいやっと散りばめた絵を描きたくなり、殴り書きのように作りました。 赤とピンクというと思い出すエピソードがあるのです。 ほんとーに大昔、私が母と一緒に幼稚園の入園前の面接に行ったときのこと、 面接の順番を待つ部屋の真ん中にテー…

さあ咲くぞ!

まるで炎のよう。 命の勢いに思わず見とれてしまった一枚です。 でもこれ、私全然気づいていなかったのですよ。 冬を超えて今年も咲いてくれた花が嬉しく、こんな写真を撮ったのですが、 私は手前の花を拡大して加工しようかな、と適当に写していました。 あ…

今年の連休 去年の連休

今年の春は冬越えのアゲハのさなぎが何とか蝶になって巣立っていきました。 私はうちのミカン科のハーブにつくアゲハの幼虫を、鳥が食べる前にいくつか籠に避難させて蝶になるのを見るのが楽しみなのですが、 昨年はすべて寄生虫にやられていて、羽化するこ…

4コマ『アマビエ様のお仕事?』

アマビエ様、まだまだお帰りにはなれないようでまた4コマになりました。続きものなので2本一緒にアップします。 アマビエ様、最初はかわいらしかったのですが、描くうちに近所の困ったおばさん風になってきました。作者が滲んできたかもしれないです。

また漢字が出てこない・・・

昼夜の交替のたびに開閉を繰り返していたチューリップも、つぼめる元気が薄れて開いたままになってくるとそろそろ季節が移るころとなりますね。 それとは関係ない話題になりますが、 昨日、「ぎじ的な」と書こうとして、「ぎ似」の「ぎ」が出てこなくて困り…

ムスカリに謝る

昨年の夏ごろからだったかな…? 花壇の一隅にニラみたいにビョーンと伸び、伸びたあげくカッコ悪く垂れ下がった葉の一群がありました。 これ何だったっけ? たしか以前このあたりにスノードロップを植えていた記憶があるけれど、こんな葉っぱだったっけなあ…

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||•••感想未満

1997年、「だからみんな、死んでしまえばいいのに…」とポスターにアオリ文句が踊っていた『Air まごころを君に』。 反出生主義とみまごうアオリにやや反して、「しょうがないけどちょっと生きようか」くらいの所に軟着陸したかなと、当時の私は受け止めまし…

菅総理の花咲か爺さん

私の周りでも桜が咲き始めたようですが、地元の桜祭りは早々と中止が決まっており、今年も桜で盛り上がるようなことはなさそうです。 あまり政治家のお顔を描いてみることはないのですが、なんとなく落書きしていたらちょっと似てきた気がしたので、仕上げて…

ナルシストには見えない・・・満開の水仙

「ナルシスト」の言葉の元になった神話のナルキッソス、カラヴァッジョ様が描かれていましたね。こんなんだったかな、うろ覚えでざっと描いてみました。足のほうの構造と服装がどうも分からない。 今、花壇の水仙が満開です。去年も水仙の記事を書いています…

「はぐみ」をしました・・・ガーデンシクラメンのお手入れ

「はぐみをしてあげて下さいね。」ずいぶん前、近場の寄せ植え教室で、シクラメンのお手入れをそう教わりました。 「はぐみ」とはシクラメンの葉を外にやさしくひっぱりながら、花茎を真ん中に持ってくることです。 こうすることで花茎が葉の陰になって生育が損…

地震長かった!・・・アマビエ様助けて〜

まず13日の地震で被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 コロナだけでも大変さがもうパンパンなのに、もうやめて〜、です。 10年前を思い起こさせる揺れの中で、アマビエ様まだおいでになるならお守り下さい〜という気持ちになったので、ちょ…

訪問者の開花

いつのまにか我が家の庭に咲くようになった紫の花。このところ日光が豊富になったせいなのか、こんな真冬にも咲きました。ありがたいことです。 うちと隣りの家は低いフェンスで仕切られているだけなので、以前にもお隣の苔がうちの花壇にも生えるようになっ…

ミッフィーの衝動買い・・・はるかなるナインチェ

最近はコロナ禍の事情の中、買い物も必要なものを週末まとめて、決まった店でさっさと済ますことが多いのです。 あちこちぶらぶらしているうちに、偶然の出会いでテンション上がるままに何かを買ってしまう、なんてことは随分ご無沙汰しています。 先日どう…

寒中に芽生えるもの

※ 最後のほうにアゲハのサナギの画像ありま す。苦手な方はご注意願います。 今は一年で一番、きゅっと寒いとき。この時期は嫌いじゃないです。 何か、ぬるい気温の季節にはなかなか取り組めない、堅い本を攻略できるような気になるのです。 あわあわしてい…

新しい年…まだ居る!……不要不急4コマ

師走の後半から年頭にかけての慌ただしさったらないです。おそらく、いついつまでにあれを、ここまでにそれを、という案件がどうしても押せ押せで連なってしまうからでしょう。 年頭初感をマンガにしてみました。今年は丑年とのことですがアマビエ年といえる…