こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが、表現する人々のことなど、つぶやいたりマンガに描いたりします。

映画

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||•••感想未満

1997年、「だからみんな、死んでしまえばいいのに…」とポスターにアオリ文句が踊っていた『Air まごころを君に』。 反出生主義とみまごうアオリにやや反して、「しょうがないけどちょっと生きようか」くらいの所に軟着陸したかなと、当時の私は受け止めまし…

映画『どこかに美しい村はないか』…観てきました

12月6日、人形町での上映を観てきました。 岩手県遠野市で、田んぼやりんご畠などで全身を使って自然と対話しながら働く人々、彼らの営みがそのまま鮮やかな四季の絵巻物として展開していく、 映像と音をゆったりと浴びるひとときになりました。 この映画は…

ピーター・ドイグ展…同時代の空気

これ誰だと思いますか? 座頭市、だから勝新太郎でしょう。 日本人で勝新をこういう風に描く人はいないのでは、と思います。首周りの徳利セーターのような線は、着物の首あたりの形状を思い浮かべられなかったせいでしょうか。何かを見て確認しながら、でな…

映画『どこかに美しい村はないか』東京と釜石市で上映

私の参加ウェブマガジン『MIZUTAMA』代表、田下啓子さんがプロデュースされた映画『どこかに美しい村はないか』がいよいよ東京で上映されることになりました。9月27日(日)、人形町三日月座です。詳細はこちら公式サイトでご覧になれます。 コロナ禍の中、厳…

『どこかに美しい村はないか』上映されます。

私が宮沢賢治の漫画で参加している、ウェブマガジン『MIZUTAMA』代表田下啓子さんがプロデュースされた映画、『どこかに美しい村はないか』が、7月4日(土)、5日(日)に、岩手県宮古市のシネマ・デ・アエルにて上映されます。監督は能勢広氏です。 映画の公式…

どこかに美しい村はないか…AI時代に向けての問いかけ

例えば蚊取り線香に火をつけ、容器にセットする。適切な場所に置き、危なくないよう時々チェック。こういう事を私の親は私が何才くらいで、任せていただろうか。そう遅くはなかったと記憶している。 私の子供たちの場合は…出来なくはなかったけど、なかなか…

ボヘミアンラプソディー…クイーンとThe Whoのライブエイド’85

万年筆で色々描くことをこの頃は楽しんでいるのです。先日クイーンの映画を観た余韻で、買い物のメモ紙に万年筆でちょっとごちゃごちゃと落書きしたら、けっこう面白くかわいい感じにかけたので、お絵かきソフトに取り込んで髪の毛だけちょっぴり色入れてみ…

津田寛治さんの声 … 映画『名前』

なんとなく、しっとりした知的なボス声、兄貴声のようなイメージで、インタビュー記事を読んでいたのです。 映画を見たら、口先で掠れるような、いい意味でチンピラ声でした。それがこのちょっと軸のあやうい役に合っていたと思います。 でもひょっとしたら…

『カメラを止めるな!』

しみじみと面白かったです。私の観た回は満席! 観た後ご飯を食べながら、同行者とあれこれ感想を言い合いたくなるいろんな小ネタが詰まっていました。 あまり調べないで観に行くのがいいかもしれません。