こころ、てくてく……表現するこころ

漫画家 海山かのんが こころのこと 表現のことなどつぶやきます。

ピーター・ドイグ展…同時代の空気

これ誰だと思いますか? 座頭市、だから勝新太郎でしょう。 日本人で勝新をこういう風に描く人はいないのでは、と思います。首周りの徳利セーターのような線は、着物の首あたりの形状を思い浮かべられなかったせいでしょうか。何かを見て確認しながら、でな…

映画『どこかに美しい村はないか』東京と釜石市で上映

私の参加ウェブマガジン『MIZUTAMA』代表、田下啓子さんがプロデュースされた映画『どこかに美しい村はないか』がいよいよ東京で上映されることになりました。9月27日(日)、人形町三日月座です。詳細はこちら公式サイトでご覧になれます。 コロナ禍の中、厳…

駆け抜けてしまった夏

うちの花壇は、夏はニチニチソウばかり。 園芸根性不足の私がなんとか夏場につなげられるお花として、毎年植えています。 そのニチニチソウの横を滑るようにこぼれていく今年の夏。 遠くの従姉妹と電話で話したら、やはりお互いに、数々の飛んでしまった予定…

コロナで帰れん!……『世間ぐるぐる』第18話

今日は私が描いている『世間ぐるぐる』シリーズのマンガをアップします。内容はタイトルどおり、コロナで帰省できないお話です。 『世間ぐるぐる』は、私が参加している「世間学会」という年2回の会合で、置かせていただいている漫画です。今年の夏の集まり…

コーヒーメーカーを探して

スイッチをいつものように押したのに、あるはずの答えが、ない。 毎朝、粉をセットして、スイッチを点灯させると、お湯がポコポコと送られ、香りが満ちてくる、当然刻まれるはずのリズムが、来ない。 まあ電化製品が13年も毎朝動いていたのだから、寿命とい…

訪れた庭園にて

田や畑、水場を含んだ大きな庭園でぼんやり過ごし、鳥や虫の声、風音に包まれていると、大地、地球は、人が今騒いでいる問題など関心なく、淡々と営みを続けているのだな、と感じました。 人など居なくても何億年も地球は地球をしてきて、表面にさまざまなこ…

呼吸するガーベラ

出かけた先の庭園でガーベラが群生しているところがあったけれど、それを見た時、私には一瞬何の花だか分からなかった。 ガーベラといえば一輪で、花屋さんやホームセンターの鉢で行儀良く、どこかぼんやりした風情でたたずんでいるのを、見慣れていたからで…

銀河鉄道のアマビエ2……賢治とアマビエが会っていたら?

江戸時代、疫病から人を守るというアマビエという神様は、出現時に、「私の姿を描き、人々に見せなさい。」と告げたそうですが、そのとき目の前で対応した人物を「コイツは絵心あるぞ。」と見てそう言ったのではないでしょうか。 その人物が描き広めたであろ…

名残り惜しいさくらんぼ

あまり堪能しないうちにいつも季節が過ぎてしまう… なぜかなあ、と考えてみた。 さくらんぼのイメージと感触にはとても愛着を持っている。もちろん味にも。でも愛の量に見合った消費をしていないな、と思う。 子供たちの誕生日がこの時期で、子供に作る誕生…

『どこかに美しい村はないか』上映されます。

私が宮沢賢治の漫画で参加している、ウェブマガジン『MIZUTAMA』代表田下啓子さんがプロデュースされた映画、『どこかに美しい村はないか』が、7月4日(土)、5日(日)に、岩手県宮古市のシネマ・デ・アエルにて上映されます。監督は能勢広氏です。 映画の公式…

色鮮やかなさくらんぼに

いつの間にかさくらんぼの季節ですね。色鮮やかなわりに、今日のは甘くなかった。甘くないさくらんぼをつまみつつ、何だか疲れているなあ、不安続きだったし、それを紛らわす幅も少なかったし、と、この春を振り返りました。 もちろん、生きてきて不安のなか…

おうちで梅仕事

梅の実に塩をまぶしておくだけなのに。 ぐんぐん梅酢が上がってきて、容器のなかに積み上げた梅が浸かっていく過程は何度みても飽きません。 こんなふうにほんの2、3日で、ほぼ全体が浸かってしまいます。 毎年、この梅雨入りのころ、梅を塩で漬けて梅酢につ…

コロナと新聞折り込み広告……不要不急日記1

新聞を朝ポストに取りに行くと、軽い! 一般に新聞の折り込み広告は、おおざっぱに言うと週末に向けて、どんどん厚さを増して、土曜はずっしりとピークに、日曜はぐんと減り、月曜日は1番少なく、火水は少しずつ、こんなリズムを刻みますね。 それが、4月の…

蜜蜂と電車

Suicaへのチャージをしてない、最近。 緊急事態宣言以来、電車は動いていても、私には何か軍用列車のように感じられ、勤め人でない私の用件はほとんど不要不急に分類されるように思え気が引けた。 それでも5月半ばからは、意を決して重要度の高いものを選び…

思いがけない焼肉……ステイホームの風景

子供が小学生くらいの頃、毎年5月に一回、息子たちを連れて市の公園でBBQをしていました。彼らに火を扱う経験をしてほしかったのです。 やがて中学、高校と進み、彼らの休日に親との予定が優先されることは無くなっていきました。まあ当たり前ですね。5月のB…

引きこもってもいいんだなぁ。。。?…ステイホームへの思い

「お家に居ましょう。」と大っぴらに推奨されたのって、産前産後を例外として、はじめてかもしれない。 元々、本を読んだり、手仕事をしたりという、家であれこれすることが好きだったし、選んだ「漫画家」という方向も、家に篭りがちになる道筋だと思います…

夢のパフェ……福を呼ぶ文房具2

新緑のなか、久しぶりに会った友達とランチをして、話し足りずにカフェに流れ、向かい合ってパフェをつつきながら他愛のないことをやり取りする… そんなシーンがそこかしこにみられる春を迎え、ゴールデンウィークが来て、そして初夏、と、いつものように暦…

フリージアの残響

フリージアを一輪、一輪、覗き込むと、微妙にそれぞれ違うように感じます。その中でもひときわ華やいでいた一輪を記念に撮り、こころの印象に近く、加工しました。 でも、これを書いているこの時、もうフリージアはすっかり花を終わり、となりの、やはり花を…

ヨゲンノトリとペストの防護服

アマビエ様に続く疫病の守護者シリーズ?として今話題らしい「ヨゲンノトリ」を見て、17世紀のペストに立ち向かう医者の防護服姿を思い起こしたので並べて描いてみました。 ヨゲンノトリは江戸時代石川県に現れ、疫病(コレラ?)の流行を予言し、「私の姿を朝…

いちめんのフリージア

いちめんのなのはな いちめんのなのはな って詩でもないけれど、今年はフリージアがなんでかどっさり咲いたのです。 うちの花壇では、毎年そうたくさんではないけど、律儀にちゃんと春を彩ってくれるいいやつなんですが、去年からの高温がフリージアには心地…

思いがけないチューリップ

今年の春、うちの花壇やプランターに、チューリップは咲かない予定でした。 それが、我が家の花壇史?最高といってもいいような、堂々たるチューリップが一輪花開いたのです。 私は、「咲き終わったチューリップの球根を育てて、次の春に咲かせる」ことを何…

福を呼ぶ文房具

先月、まだそこまで切迫した雰囲気ではなかったころ、ホワイトデーに合わせたのかな? 高野のフルーツチョコレートがデザインされた文房具が、店頭にディスプレイされていました。 ポケットが5つもあるクリアファイル、そしてRollbahn とのコラボのノート、…

銀河鉄道のアマビエ

アマビエ様のイメージは、海に面したところでかたち作られたのかな、と思います。 アマビエ様は、江戸時代に肥後国に出現したと伝えられる、疫病から人々を守る神様です。 水かきやウロコなど、海に棲むものを連想しますし、突き出たくちばしは、カモメのよ…

水仙画像で遊ぶ

何とか水仙が今年も咲いて、よかった。 去年、花壇でセージが広がりすぎて、連れ合いに草抜きついでに減らしてもらったのですが、彼は隣接して埋まっていた水仙の球根の場所もうっかり掘り返してしまったのです。 何とか埋め戻しましたが、内心もうダメかも…

アマビエ様に祈るこころ

アマビエ様の特徴を自分なりに覚えたので、何となくまた描きました。 アマビエ様は、江戸時代、肥後の国の海で、「疫病の流行ることがあれば私の姿を描いて皆に見せなさい。」と出現した、疫病から人々を守る神様だそうです。 どのくらいアマビエ様のイメー…

アマビエ様で疫病祓い

アマビエ様という疫病から人々を守る神様が伝えられているんですね。この神様は、江戸時代、肥後国( 熊本) に現れて、「疫病の流行ることがあれば、私の姿を描いて人々に見せなさい。」とおっしゃったとか。 いろんな人がそれぞれの絵柄でネット上にアップし…

コミケに落ちました……複雑なきもちで苺ジャム作り

私の参加しているサークル『MIZUTAMA』は、コミックマーケット98( 5月2〜5日) に落選したと通知がありました。 今回のコミケは、受かっても落ちても、世の中の状勢により、いつもとは違う複雑な思いで受け止めた方が多かったのではと推察しています。 描き手…

2年目のシクラメン…IbisPaint で素材遊び

ガーデンシクラメンもちゃんと手をかけると、次の年も咲いてくれるらしい、のだけど、私の雑な手入れではいつもひと季節で終わってしまいます。 それが今年は、ふた季節目を花開かせた株がひとつ。うれしい。記念写真を一枚。 ちょうど、ネガ寄りニュース記…

ibisPaintで素材遊び

ひとりでお茶しているときなど、ふっと気持ちを形にしたくなることがあります。 大きな河原の土手に座っているなら、そのへんの石ころをぽんと放り投げて波紋をつくるような。 そんなとき、ペイントソフトで遊んでみたりします。iPhoneで、なるべく手軽にで…

ハマスホイを観て浮かんだイメージ

じんわりと光の滲んだ、暑くも寒くもない、フラットな記憶の場所。 何気なく塗り重ねていつのまにかできていた、心の空間の響像。 東京都美術館で開催されている、『ハマスホイとデンマークの画家 』を観たあと、心に滲んできたイメージをメモしたのが、冒頭…